活動するコト

Light you up アクション ダイハツが取り組む5つのコトづくり

illustration:Kenji Kitazawa
text:Chihiro Kurimoto

Light you up アクションは、ダイハツグループスローガン「Light you up」を実現するための2つのテーマである「モノづくり」「コトづくり」のうち、「コトづくり(お客様や地域とのつながり)」を進めていくための取り組みの一つです。

ダイハツでは、〝地域に光を当て、人の心を軽くする〟という想いのもと、生活者&地域に最も近い、親近感のあるブランドを目指して発信を行っています。メーカー・各地域の販売会社を含めたダイハツグループが一体となり、5つのアクションテーマである「地域づくり」「安全安心」「子どもたち」「環境保全」「文化・スポーツ」に光を当て、みなさまの心を軽くするような活動を、全国各地で展開していきます。

  • がんばる子どもたちを応援したい!

    ダイハツ北海道販売が取り組む
    バドミントン応援活動

    photo&text:Kantaro Yoshida

    1:ダイハツ全国小学生ABCバドンミントン大会』北海道予選会の様子。
    2:会場内に設置されたダイハツ北海道販売のブースでは、ドリンクや応援グッズを配布した。 
    3:大会後、清掃作業を行う木村さん。

    『Light you up アクション』の一環として、『ダイハツ全国小学生ABCバドミントン大会』をサポートしているダイハツ。今年6月26・27日には、小樽市と深川市で北海道予選会が開催されました。女子予選会が行われたこの日、小樽市総合体育館で選手たちを出迎えたのは、ダイハツ北海道販売のみなさん。今年はコロナ禍での開催にあたり、分散入場や検温などの感染対策を実施したほか、来場した選手・保護者にドリンクやオリジナル応援グッズを配布。これらを受け取った選手からは、「ありがとうございます!」と元気な声が聞こえてきました。 ダイハツ北海道販売の木村さんは、「以前の大会で、勝つたびにブースへ報告に来てくれる選手がいて、こちらも応援に熱が入りました。選手を応援する楽しさに引き込まれた思い出を話します。同社の渡辺さんは、「今年の予選会は例年よりも選手とコミュニケーションをとれず残念ですが、感染対策の面で選手をサポートできました」と、今大会を振り返りました。 大きな声を出しての応援ができない状況でしたが、だからこそプレーする声や打球音が会場に響きわたり、選手が日頃の練習で積み上げてきたものを感じることができる大会となりました。 ダイハツ北海道販売では、応援の輪を広げながらサポートを続けていきます。

    ダイハツ北海道販売(株)

    子どもから高齢者まで、ダイハツ北海道販売は、北国に欠かせないクルマがある生活をサポートするため、お客様に一番近いクルマ屋さんを目指します。

  • 女性の活躍と地域活性化を。

    女子サッカーを応援する
    岩手ダイハツ販売

    text:Chihiro Kurimoto

    1:岩手女子サッカー専用のラッピングカー。
    2:2021年2月の「親子サッカー教室&ブラインドサッカー体験会」。 
    3:「レディースガールズサッカーフェスタ2020」では、簡単なゲームや、ウォーキングサッカーなどを行った。
    4:岩手県サッカー協会へ寄贈した試合球。

    2013年から高校女子サッカーに協賛しているダイハツの各販売会社では、地元選手のサ ポートに取り組んでいます。2020年8月より岩手県サッカー協会に協賛し、女子サッカー へのサポートを開始したのは岩手ダイハツ販売。担当の奥寺さんは、「軽自動車は多くの女性に乗っていただいており、弊社でも女性従業員の活躍を推進しているため、女子サッカーに力を入れて地域の活性化に貢献したいと考えました」と話します。 同社の藤澤さんが岩手県サッカー協会に協賛を申し入れに行くと、「試合球を買うのも大変で、自分たちの車で岩手県内を走り回っている」という現状を聞くことに。そこで、専用ロゴをプリントした試合球と、岩手 女子サッカー専用の「タント」のラッピングカーを提供しました。また、サッカーを身近に感じてもらうためのイベントなどの開催をサポートし、地域を盛り上げます。 「この取り組みは、今後の利益に繋げていくためというよりも、岩手で商売をさせていただ いている私たちが、どうやったら地域に還元できるのか、と考えてスタートしました。大会に参加した子どもたちのなかには、選手だけでなく補欠もいますが、大会に参加した証が何かひとつでも残ると、糧になっていくのではないでしょうか。そのためのノベルティなども、今後は作っていきたいです」

    岩手ダイハツ販売(株)

    岩手ダイハツでは、スマアシ体感などの交通安全教室や、沿岸地域の復興イベントの開催など地域に根差した活動に取り組んでいます。お客様や地域社会に貢献できる会社を目指しています。

  • 復興プロジェクトの沿岸植樹は、宮城ダイハツ販売が未来へ繋げたいバトン

    text:Chihiro Kurimoto

    1:植栽予定の場所には高い防波堤がある。同社の阿部さんは、「もとの海岸線を戻すのは難しいが、こちらから見たときに松林が見えるようになったら」と話す。
    2:特定非営利活動法人宮城県森林インストラクター協会の協力により実現するプロジェクト。

    2011年3月11日。東日本大地震は、宮城県に甚大な被害を及ぼしました。当時のことをよく知る宮城ダイハツ販売の常務取締役 平田さんは、こう振り返ります。 「モータープールにあった1000台以上の車が流されました。車が打ち上げられた場所へ行き、我々の車なのか判断しなくてはならないのですが、原型はなく、骨の折れる作業でした。お客様に納める車が流されてしまい、全国から協力をいただきました。幸いだったのは、社員が一人も被害に合わなかったこと。車は流されても、働けばなんとかなるから」 あれから10年が経った今年、宮城ダイハツ販売では、植樹・育林の活動をスタートさせました。同社の常務取締役 豊田さんが、活動のきっかけを話してくれました。 「昨年の6月に宮城県へ赴任してきたのですが、私の出身地である静岡県沼津には、海岸線に『千本松原』という松並木があります。宮城の海岸線を見たときに、きっとここにも松林があったんだろうなと寂しい思いがあって。何かできないかなと考えていました」 同社の熊谷さんは、「私は気仙沼出身なのですが、気仙沼の海岸線は津波で松林がなくなり、まったく違う景色となりました。植樹をすることで、数十年後に同じような景色が見られたら最高です」と、故郷への思いを語ってくれました。沿岸植樹は、宮城ダイハツ販売が繋げる、未来へのバトンです。

    宮城ダイハツ販売(株)

    私たちは地元の自動車販売店として地域に根ざした会社を目指し、継続的な地域貢献活動に取り組んでいます。また社会の一員として自覚を持ち、自動車の販売・サービスを通じて、より豊かな地域社会の未来づくりに貢献します。