私の相棒

photo:Yuji Hachiya text:Chihiro Kurimoto

宮城県仙台市で、建築やリフォームを手がける工務店「仙臺屋(せんだいや)」をはじめて7年。我が社の5台目の相棒は、マニュアル車の白いハイゼット カーゴです。思い返せば、独立して最初に買ったのもダイハツの軽トラですし、ミラやオートマ車のハイゼット カーゴなど、いつのまにかダイハツの車ばかり集まっています(笑)。ダイハツの商用車はそれぞれの機能がわかりやすく、かゆいところに手が届く感じ。例えば軽トラの荷台につける幌(シート)のフックの位置が絶妙なところとか。このハイゼット カーゴは乗用車と比べて維持費が抑えられるうえ、軽自動車なのに大容量。しかも4WD※なので馬力があり、雪道はもちろん、坂道やぬかるんだ現場でも大活躍します。マニュアル車なので運転者の操作でパワーを細かくコントロールできるのがお気に入り。帰ってくるとき、ギアチェンジに伴う特徴的なエンジン音は家の中からでも聞こえるそうで、子どもたちが窓から顔を出してくれることもあります。
 大きな荷室には工事現場で使う道具を詰め込んでいます。この1台さえあれば、たいていの作業ができる状態にしてあるので、言ってみれば「動く道具箱」。車検のときなど、相棒がいないと、仕事がはかどらなくて困るんです。
※ハイゼットカーゴは2WD/4WDの設定があります。

1:軽バンの大きな屋根を活かしてルーフキャリアを設置し、移動時は脚立を固定。2・3:車内の天井に棚やバーを造作し、資材や軽いものを積み込むのに利用。荷室にはインパクトドライバーや電動丸ノコなどの電動工具から、ビスやコーキング剤、養生テープまで、現場で使うものを詰め込んでいる。4:材木のカットを行うため、会社で所有している山へ。4WDなので、ぬかるんだ坂道もスイスイ。

小野啓太/宮城県仙台市の工務店「仙臺屋」の代表取締役。オーダーメイドの新築工事やリノベーション、アフターフォローやメンテナンスまで手がける。
仙臺屋/宮城県仙台市青葉区中山台4-6-10
電話番号:022-343-7442
営業時間:8:30〜17:00 定休日:日曜

https://www.sendaiya1000.com/