1957年、日本の高度経済成長期に登場した初代「ミゼット」。三輪のコンパクトなボディで狭い路地もスイスイ走る姿は「街のヘリコプター」と呼ばれ、人々の暮らしと仕事を支えました。
開発にあたっては、当時としてはまだ珍しかった市場調査を実施。小規模な商店や個人事業主の「配達の困りごと」に耳を傾け、リアルな声を反映した設計が光ります。
生放送のテレビCMやセールス講習会など、販売戦略も斬新!大阪商人魂が光る「届けてなんぼ」の精神が詰まっています。
愛嬌のあるデザインと実用性の高さで、今もファン多数。時代を超えて愛される、まさに“ダイハツメイ”な一台です。