あなたの町のPODCAST

地方のポッドキャスターに番組の聞きどころと、
生活者目線のディープな情報を教えてもらいました。

edit:Chihiro Kurimoto

北海道・江別市 営農とサブカル/2012年に国内初の農業系ポッドキャスト「バカ農業」を開始。2018年から「営農とサブカル」に。2020年第2回ジャパンポッドキャストアワードのベストエンタメ賞にノミネート。
https://open.spotify.com/show/4gw5Jbt7DJBgYHFnLh5c97

どんな番組ですか?

サブカルの中心地である都会から遠く離れた場所で、サブカルについてひとり語りする番組。サブカルについてオルタナティブな批評を試みる「営農とサブカル」、映画・ゲーム・漫画の農業の描写から作品世界の農業事情を考察する「農業描写探偵」、仕事中に聴いたポッドキャストについて話す「営農とポッドキャスト」の3つの軸があります。

名刺代わりの「神回」を教えて。

営農とサブカルでは、「第一部完!北高まちおこし部はまちおこさない、の話」。農業描写探偵は、「かわいそうじゃないアイヌの発見 漫画『ゴールデンカムイ』と雑穀農耕」。営農とポッドキャストは、「きみはパトロン『男女間の奢り奢られ問題』についてのエピソードを聴き漁った回」。

“リアルに使える”町のおすすめスポット

1. 江別 蔦屋書店

おらがまちにできた、おしゃれ書店。地方都市、発展の象徴であるスターバックス コーヒーも入っている。こうした文化のようなものがやってくることが、地方民にとってはありがたい。

2. イオンシネマ江別

おらがまちの映画館。ラインナップがファミリーと高齢者に偏っている感は否めないが、何もない場所で生まれ育った実感を持つ人間にとっては、その普通のおかげで救われることもある。

3. EBRI

レンガ工場を改装したおしゃれ商業施設。コロナ禍にテナントが軒並みなくなり、残っているのは最初から入っていたコーヒー屋だけ。配達の合間に立ち寄っては、地方都市で経営を成り立たせるのは難しいのだなぁと想いを馳せながらコーヒーを飲んでいる。