第5回 宮崎ダイハツウェルカムスイーツコンテスト表彰式

宮崎ダイハツ販売(株)
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 今年で5回目を迎えた「宮崎ダイハツウェルカムスイーツコンテスト」は、ダイハツカフェプロジェクトから生まれた企画です。同プロジェクトでは、ダイハツに来店されるお客さまに心地よさを感じ、笑顔になってもらえるおもてなしを…と毎月全国から厳選したご当地スイーツを提供しています。
 そのプロジェクトの一環として、宮崎の頑張る高校生を応援しようと同コンテストがスタートしました。
 今年は、93作品もの応募があり、初応募の高校が4校ありました。この中から厳選な審査の結果、8名のスイーツが選出されました。さらに、表彰式当日に審査員が試食をし、8名の作品の中からグランプリ・優秀賞・宮崎ダイハツ賞を決めました。

宮崎市の「MRTmicc」で表彰式が行われ、入賞した高校生たちが家族や学校の先生とともに出席しました
審査員が入賞作品を試食し、見た目や味、コストパフォーマンスなどを評価し、各賞を決定しました

 表彰式では、宮崎ダイハツ販売株式会社の権藤陽一取締役営業本部長が、「入賞おめでとうございます。このウェルカムスイーツコンテストは5回目を迎えましたが、応募数や参加校も増え年々レベルが上がってきています。先ほど審査をしましたが、入賞したスイーツはどれも素晴らしく、順位をつけるのに大変悩みました。今後、宮崎ダイハツ各店で提供しますが、お客さまにとても喜んでもらえると思います。これからも頑張る高校生を応援していきますので、おいしいスイーツを作ってください」と挨拶しました。
 次に、入賞作品から発表され、同社の春名友樹代表取締役社長が、一人一人に表彰状と副賞を贈呈しました。

宮崎ダイハツ販売株式会社・権藤陽一取締役営業本部長(写真左上)が挨拶。同社の春名友樹代表取締役社長(同右下)が入賞者を表彰しました。司会は、mrt宮崎放送の清水玲アナウンサー(同左下)が務めました

 入賞したスイーツは、学校の実習を通して開発したものや宮崎の特産品を使ったものなどさまざま。表彰後に受賞者一人一人が、作品に込めた熱い思いを披露しました。さらに、製品化を手掛けるスイートアリス宮崎花山手店の川越麻美店長が、それぞれの作品について講評しました。

講評した川越さん(写真左上)は、意外な素材の組み合わせや配合・焼き加減のバランス、食べやすさの工夫など高校生のアイデアのレベルの高さを称賛。入賞者は、レシピ誕生のエピソードや苦労した点などをコメントしました

ここからは入賞作品を紹介します。

【グランプリ賞】

「日向夏ジャムを使ったチーズ饅頭」
日章学園高等学校1年 平原 実桜(みお)さん

〈受賞コメント〉
「初めての応募でグランプリをいただけてとてもうれしいです。高校ではパティシエ科に在籍しており、将来はお菓子作りの道に進みたいと考えています。チーズ饅頭は、宮崎を代表するスイーツの一つ。どの世代からも親しまれているので、ダイハツに来たお客さまにも喜んで食べてもらえるのではと思い、自分なりにアレンジしてみました。宮崎の特産品の日向夏をジャムにしたら、クリームチーズとの相性もバッチリでした。温度調整や焼き加減に苦労しましたが、おいしいと思ってもらえるものができました」

【優秀賞】

「オレンジのマドレーヌ」
富島高等学校3年 金丸 心美(ここみ)さん

〈受賞コメント〉
「2回目の挑戦で優秀賞に選ばれました。前回の反省を生かして頑張った甲斐があり、うれしいです。マドレーヌのしっとりとした食感を出すことやはちみつのコクや甘さとオレンジのさっぱりとした風味のバランスが難しく、何回も試作し親や友人に試食してもらいました。表面はホワイトチョコとオレンジの果実でデコレーションして、見た目も工夫しました。一口目と二口目の味わいの違いを楽しんでもらいたいです」

【宮崎ダイハツ賞】

「ドゥエ・ドルチ」
小林秀峰高等学校1年 塩屋 嵐士(あらし)さん

〈受賞コメント〉
「初めての挑戦だったのですが、入賞の知らせを聞いて驚きました。高校ではお菓子作りを学習しており、大好きなティラミスを焼き菓子として再現できないかと考えました。2つの生地を混ざらないように型に入れるのが難しかったです。何人もの先生に試食してもらい、いろいろとアドバイスをしていただきました。作品名の『ドゥエ・ドルチ』は、イタリア語で『2つのお菓子』という意味です。しっとりした食感と2つの味を楽しんでもらいたいです」

【入賞】

「塩大学芋っパイ」
日南学園高等学校3年 柳元 樹里(じゅり)さん

〈受賞コメント〉
「高校にコンテストの募集が来ていて、初めて応募してみました。お菓子作りが好きで、調理科で学んでいます。宮崎らしいスイーツにしたいと考え、串間市の特産品のさつまいもを使って作った作品です。いもをペースト状にするではなく、ダイス状にして食感を楽しめるよう工夫しました。甘すぎず、しょっぱすぎないようにするのが大変でした。パイで包んでいるので食べ応えもあると思います。たくさんの人にさつまいも本来の味を感じてもらいたいです」

【入賞】

「さつまいもの黒ゴマクッキー」
高鍋高等学校3年 小西 凛佳(りんか)さん

〈受賞コメント〉
「夏休みの課題で作りました。さつまいもが好きなので、それを使ったお菓子を作ろうと思いました。さつまいものしっとり感とクッキーのサクッとした食感を出すのに苦労しました。友人に試食してもらって、食感を改善していきました。最終的においしいと言ってもらえたので、自信を持って応募しました。さつまいもの甘さと黒ゴマの風味を生かしたクッキーです。気軽においしく食べてください」

【入賞】

「コロッとポテトスノーボール」
延岡学園高等学校2年 山路 由維(ゆい)さん

〈受賞コメント〉
「スイーツではあまり使われないじゃがいもを使って、スノーボールクッキーを作ってみました。表面に延岡市北浦町の「月の塩」をまぶしているのですが、粒が大きいとくっつかないので、細かく砕いてまぶしています。友人に試食してもらったときに、塩味が強いと言われたので、粉糖を混ぜてまろやかにしました。見た目から想像がつかない味になっているので、食べてびっくりしてほしいです。そして、お家でも作ってみてもらえたらと思います」

【入賞】

「へベスキャラメルパウンドケーキ」
門川高等学校3年 是沢 愛桜(あいら)さん

〈受賞コメント〉
「これまで先輩方がこのコンテストに応募しており、自分も挑戦してみようと思いました。キャラメルが好きなので、キャラメルを使ったスイーツを考えました。宮崎の特産品のへベスを組み合わせたら面白いのではと思ったのですが、へベスの風味を出すためには果皮を細かくしなければならず、そこが難しかったです。試作を重ね、子どもからお年寄りまで楽しんでもらえるスイーツになったと思います。お茶やコーヒーと一緒に楽しんでもらいたいです」

【入賞】

「レモンのクリンクルクッキー」
富島高等学校3年 方 愛娜(ほう・あいな)さん
※欠席

 入賞した作品は、県内の宮崎ダイハツ11店舗で、来年1月から3月までの期間に提供されます。提供スケジュールが決まり次第、宮崎ダイハツのホームページにアップされる予定です。
 その際はぜひ、高校生が考案したスイーツを食べに、お近くの宮崎ダイハツの店舗にお立ち寄りください♪

 これからも、宮崎ダイハツは頑張る高校生を応援し続けます!

どの作品も、完成までにさまざまなストーリーがあり、個性豊かなスイーツばかりでした。これからも高校生ならではの視点でスイーツを考案してください!
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