COPEN FACTORY
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大空をはばたくように心を解き放つ。オープンエアスポーツの楽しさを追求し続けるCOPENは、まさにダイハツの夢をカタチにしたクルマです。そして、このCOPENを生産する専用工場がコペンファクトリー（大阪府池田市）。高度な技術を持った匠たちの手作業によって、COPENは一台一台、組み上げられています。COPENの製造には、通常の量産ラインでは不可能な工程が不可欠だからです。たとえば、資格取得者によって行われる溶接作業の「ロウ付け」。各工程に精通した専任技術者が丁寧に造り込んでいく「組立工程」。一台一台、入念なチェックが行われる「検査工程」。そして、アクティブトップに特別な個性を与える「Dラッピング」など。これらすべてには、受け継ぎ進化させてきた熟練の技術が必要なのです。匠の技と情熱が息づく工房、コペンファクトリー。その現場をご紹介します。
「ロウ付け」は初代COPENから受け継がれてきた技のひとつです。フロントウインドゥフレームのヘッダーとピラーの接合面をロウ（溶かした銅）で溶接するのですが、特に熟練度が求められるのは盛った銅を平滑に削り上げる工程です。なぜならフレームの板厚がわずか1mmしかないからです。削りすぎることなく滑らかな面に磨き上げるには、高度で繊細な技術が必要です。研磨された接合部は、まるで一枚の鉄板のように仕上げられます。ダイハツ独自のマイスター制度に合格したロウ付け作業任命者の手によって、COPENの美しい外観品質がもたらされています。
エンジン、足回り、ルーフ、ドアなどの組み立ては、基本、一人の専任技術者が担当しています。少量生産の利点を生かしてタクトタイム（作業時間）は安心して作業を行えるロングタクトに設定されており、それぞれの工程に精通した匠たちは、手作業で丁寧に造り込んでいきます。勿論、人の手で行う作業だからこそ、品質管理も徹底しています。たとえばボルトの締め付けにはデジタルトルクレンチを用い、手元でボルトの締め付け量をつねにチェックしながら作業を行い、そのデータも逐一記録として残すなど、各工程の技術者が責任と誇りを持って、優れた品質を実現しています。
すべての組み立て、組み付けを終えたクルマは、台車から降ろされ、エアコンガスやブレーキ液などの液物が注入された後、外観の検査が行われます。ここでも匠たちの知識や経験が生かされています。パーツ間のチリに誤差がないか、目視し、ゲージを当て、さらには指先の感覚で一台一台、入念に確認を行います。こうした作業は、量産車では行われないプロセス。高精度な計器による検査だけでなく、人の手によるチェックを重視しているのは、所有する歓びを実感できる高品質なクルマを届けたいと考えているからに他なりません。この外観検査を終えると、最終的な走行性能関連の検査へと進み、すべての検査に合格したCOPENはオーナーの元へと送りだされます。
塗装ではなくPVCフィルムを使ったラッピング技術で、アクティブトップの素材感やカラーを変える。COPENの個性を広げる「Dラッピング」も、匠の技に支えられています。 COPENで用いられるカーボン調成型PVCは実は非常に硬い素材です。そのため空気が入りやすく、曲面の多いアクティブトップに貼り付けるのは難易度の高い作業です。貼り付け後は2日間乾燥させた後に状態をチェック。糸くず1本が入っただけでも、乾燥後には浮き上がってくるからです。この難易度の高い作業を完璧にこなせるのは、コペンファクトリー内でもわずか数名。プロの技が、COPENにスペシャルティな個性を与えています。
■価格は販売会社が独自に定めていますので、詳しくは販売会社におたずねください。価格には保険料、税金、自動車リサイクル料金、その他の登録に伴う費用は含みません。また北海道地区はメーカー希望小売価格が異なります。
- 価格はスペアタイヤレス＆タイヤパンク応急修理セットおよびタイヤ交換用工具付の価格です。
- 北海道地区の価格には寒冷地仕様が含まれます。
- オプションおよび取付費はメーカー希望小売価格には含まれません。
■自動車リサイクル法の施行により、リサイクル料金が別途必要となります。詳しくは販売会社におたずねください。
■写真はすべてイメージです。
-それぞれのモニター特性のため実際の色とは異なる場合があります。
-小物類は撮影のために用意したものです。
-ハメコミ合成の場合があります。
-機能説明のために各ランプを点灯したイメージは、実際の走行状態を示すものではありません。
-機能説明のためにボディの一部を切断したカットモデルの場合があります。
-カメラ・ソナーセンサーの検知範囲はイメージです。
-実際の走行時には、路面の状態に応じたタイヤの選択や安全に配慮した運転にご留意ください。
■仕様は改良のため予告なく変更することがあります。最新の仕様・設定については、販売会社におたずねください。
■グレードにより設定は異なります。
■装備類の詳しい設定は主要装備一覧表をご覧ください。
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