エンジン関連
エンジンは、クルマの心臓です。安全・快適なドライブのため、定期的に点検を行いましょう。
スパークプラグ
スパークプラグとは
スパークプラグが火花を飛ばして燃料に着火することで、エンジンを動かします。
交換しないと…
長く使用していると劣化して、エンジンがかかりにくくなり、燃費も悪くなる場合があります。
【注意点】
白金プラグまたはイリジウムプラグ装着の場合、通常点検時に交換の必要はありません。
交換時期
10,000kmごとに点検し、異常があれば交換しますので、定期的な点検をおすすめします。
ロングライフクーラント
クーラントとは
エンジンを冷却し、高温になるのを防ぐ冷却水です。また、冬場の冷却水凍結防止と、エンジンやラジエター内の金属部品のサビ発生を防止する働きもあります。
交換しないと…
劣化してエンジンを冷やす力が弱くなったり、エンジンやラジエター内のサビ発生の原因となる場合があります。
交換時期
お持ちのメンテナンスノートをご確認ください。
【アドバイス】
寒冷地を走行する場合は、クーラントの濃度もチェックしてもらいましょう。
※クーラント濃度:通常30% 寒冷地50%
Vベルト
Vベルトとは
エンジンの回転力をパワーステアリングやエアコンなどに伝えるベルトです。
交換しないと…
エンジンルームからキュルキュルとした音が鳴ったり、ベルトが切れてハンドル操作が急に重くなったり、エアコンが効かなくなったりする場合があります。
交換時期
12ヵ月点検、24ヵ月点検時に点検し、異常があれば交換しますので、定期的な点検をおすすめします。
エアクリーナー
エアクリーナーとは
空気中のチリやホコリ、砂などを取り除き、クリーンな空気をエンジンに供給するためのフィルターです。
交換しないと…
汚れた空気がエンジンに入り、燃費が悪くなったり、速度やパワーが出なくなる場合があります。
交換時期
40,000km走行ごと(シビアコンディション※は、20,000km走行ごと)が交換時期の目安になります。
※シビアコンディション:悪路走行が多い、走行距離が多い、山道など上り下りの頻繁な走行などの過酷な条件でご使用の場合。
トランスミッションオイル(ATF/CVTF)
トランスミッションオイルとは
変速機(ATやCVT)に用いられるオイルで、動力伝達、油圧制御、摩擦制御、潤滑等といった大切な役割を担っています。
交換しないと…
熱劣化や摩耗により性能が低下すると、走行中のショック感が大きくなったり、燃費の悪化につながる場合があります。
交換時期
ATFは、100,000km、CVTFは、50,000kmが交換時期の目安です。