- 不具合の内容
フロントスタビライザにおいて、製造工程の管理が不適切なため、パイプ内部に塗装前の化成液が多量に残留し、水素脆化によって強度が低下しているものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行中の捩じり力によってスタビライザが折損するおそれがあります。
- 改善の内容
全車両、フロントスタビライザの識別ペイントを確認し、該当する生産工場製のものは良品と交換します。
- 自動車使用者等に周知させるための措置
使用者:ダイレクトメール等で通知します。
自動車特定整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載します。 - 対象車両
車名 型式 通称名 リコール対象車の
車台番号の範囲及び製作期間
リコール対象車の
台数
備考 ダイハツ 5BA-LA650S
6BA-LA650S
タント LA650S-0000097~LA650S-0066626
令和元年6月24日~令和2年1月6日
66,154台 LA650S-1000063~LA650S-1017582
令和元年10月23日~令和2年1月8日
17,501台 5BA-LA660S
6BA-LA660S
LA660S-0000078~LA660S-0016761
令和元年6月24日~令和2年1月6日
16,485台 - 改善箇所説明図
識別改善済車両には、車台番号打刻のハイフンの上側に黄色ペイントを塗布します。