- 不具合の内容
リヤコンビネーションランプの方向指示器の橙色レンズの耐候性が不十分なため、長期間にわたり強い日射にさらされると徐々にレンズの橙色が褪色することがあります。そのため、そのまま白色バルブの使用を続けると、当該灯火の灯光の色が保安基準に適合しなくなるおそれがあります。
- 改善の内容
全車両、当該方向指示器のバルブを橙色バルブと交換するとともに、以後は橙色バルブを使用する旨のラベルをリヤコンビネーションランプ裏面に貼付します。なお、部品の供給に時間を要することから、全使用者へ当該レンズの褪色現象について周知し、準備でき次第措置します。
- 自動車使用者等に周知させるための措置
使用者:ダイレクトメール等で通知します。
自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載します。
改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.2612のステッカーを貼付します。
対象車両(対象車両検索は、9月23日(木)からとなります。) - 対象車両
車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号
(シリアル番号)の範囲及び製作期間リコール
対象車
の台数備考 ダイハツ E-L600S ムーヴ L600S-162969~L600S-319149
平成9年5月16日~平成10年9月9日39,882台 スモークド
レンズ仕様
を除くE-L610S L610S-058712~L610S-098670
平成9年5月15日~平成10年9月9日14,820台 備考) 本件は、平成22年9月2日付け届出番号「2597」にてリコール届出を行なったものですが、対象車台数の集計に一部誤りがあったため、追加台数分を新たに届出するものです。
- 改善箇所説明図
注:は交換部品を示します。
識別:エンジンルーム内車台番号打刻位置の車両左側に黄色ペイントを塗布します。