- 不具合の内容
燃料蒸発ガス排出抑止装置のチェックバルブの耐久性が不十分なため、長期間使用すると亀裂が発生することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、最悪の場合、燃料蒸発ガスが車室内に漏れ、ライター等の火が引火して火災に至るおそれがあります。
- 改善の内容
全車両、当該チェックバルブを対策品と交換します。なお、部品の供給に時間を要することから、部品が供給できるまでの暫定措置として、全車両、当該チェックバルブを補強し、後日対策品に交換します。また、定期点検整備において、確実に当該部位を点検するよう注意喚起します。
- 自動車使用者等に周知させるための措置
使用者:ダイレクトメール等で通知します。
自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載します。
改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.2379のステッカーを貼付します。 - 対象車両
車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号
(シリアル番号)の範囲及び製作期間リコール
対象車
の台数備考 ダイハツ E-F300S ロッキー F300S-000031~F300S-012773
平成2年6月21日~平成9年4月24日12,674台 - 改善箇所説明図
注:は交換部品を示します。
識別:改善済車両にはエンジンルーム内ネームプレート車両右側に黄色ペイントを塗布します。