- 不具合の内容
圧縮天然ガス車(CNG車)および液化石油ガス車(LPG車)において、ガス遮断弁を作動させるリレーの接点部に炭化物の被膜が形成され、電気抵抗が増加する場合があります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ガス遮断弁が開かず、最悪の場合、走行中原動機が停止し、再始動できなくなるおそれがあります。
- 改善の内容
全車両、対策品のリレーに交換します。
- 自動車使用者等に周知させるための措置
使用者:ダイレクトメール等で通知します。
自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載します。
改善実施済車には、運転席側ドア開口部のドアストライカ付近にNo.2045のステッカーを貼付します。 - 対象車両
車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号
(シリアル番号)の範囲及び製作期間リコール
対象車
の台数備考 ダイハツ LE-S320V改 ハイゼット S320V-0002040~S320V-0105641
平成17年2月11日~平成19年11月22日1,017台 CNG車 LE-S330V改 S330V-0001809~S330V-0049617
平成17年2月14日~平成19年11月13日134台 TE-S200P改 S200P-2002328~S200P-2061976
平成17年2月15日~平成19年8月21日572台 LPG車 - 改善箇所説明図
注 : は交換部品を示します。
識別 :
CNG車 : エンジンルーム内車台番号打刻位置左側に黄色ペイントを塗布します。
LPG車 : エンジンルーム内車台番号打刻位置右側に黄色ペイントを塗布します。