ダイハツ タント 試乗レビュー

※この記事は価格.comで2019年9月に掲載されたレビュー記事を転載しています。

フルモデルチェンジでさらに便利に、使いやすく! ファミリー目線、シニア目線、若年アクティブ層それぞれの目線で迫る 新型「タント」「タント カスタム」の総合力の高さ

2019年7月、約6年ぶりとなる待望のフルモデルチェンジを果たした、ダイハツの人気軽自動車「タント」「タント カスタム」。軽自動車市場を牽引しているクルマのモデルチェンジだけに、注目している人も多いことだろう。価格.comではそんな新型「タント」の魅力を、ファミリー層だけでなく、シニアや若年アクティブ層などの視点からも徹底チェック。今回のレビューでは、「タント X(2WD)」と「タント カスタム RS(2WD)」を使用して、乗降性や積載性、走りの完成度、安全性、デザインなどにフォーカスを当てて、その進化ポイントを詳細に解き明かしていく。

【ファミリー目線でチェック!】
親子で検証、より便利になった使い勝手

子育て世代のファミリーは、クルマに求める要素が最も多い層かもしれない。ボディサイズの大小を問わず、家族みんながゆったり乗れて、荷物もたくさん積めることに加え、家族が安心してドライブできる運転のしやすさや安全性、便利な使い勝手、デザイン性にだってこだわりたい。そしてもちろん、価格や維持費などの経済性にも妥協はできない。このどれもがファミリー層にとっては外せない要素だが、とりわけ「使い勝手のよさ」が最も重視されるポイントではないだろうか。

ファミリー層向けのクルマと言うとミニバンが思い浮かぶが、価格や維持費などの経済性や、取り回しのよさ、運転のしやすさでミニバンよりも優位に立つスーパーハイト系の軽自動車も見逃せないカテゴリーのひとつ。昨今のスーパーハイト系は、広さに加え、使い勝手においてもさまざまな機能や装備が用意されており、高い人気を誇っているのだ。その代表とも言えるモデルがダイハツ「タント」「タント カスタム」である。2019年7月のフルモデルチェンジによって使い勝手の部分でさらに進化を遂げた新型モデルを、ファミリー層を代表して30代の女性スタッフと、6歳の子どもがチェックした。

ファミリー目線 ファミリー目線

ファミリー目線子育て世代のファミリーを代表して、30代の女性スタッフと、6歳の子どもに協力してもらい、その使い勝手を隅々までチェックしていこう

女性スタッフがチェックポイントとして最初にあげたのは「乗り降りのしやすさ」だった。子どもを抱っこしながらはもちろん、ベビーカーや重い買い物袋などを持ちながらの乗り降りはひと苦労で、さらに狭い駐車場では、ドアの開け閉めの際、隣のクルマにも注意しなくてはいけないなど、「乗り降りの際にストレスを感じることは多い」と言う。

女性スタッフが驚いたのは、助手席側のピラー(柱)を前後ドアに内蔵することで幅1,490mmもの広いドア開口部を実現した「ミラクルオープンドア」。広さはもちろん、ワンタッチでドアの開閉ができる「パワースライドドア」も採用するため、とにかく乗り降りがラクだと言う。「間口がこれだけ広いと乗り降りの際にストレスを感じなくて済みそう」と女性スタッフはニッコリ。

また、降車時に予約しておけば、電子カードキーを持ってクルマに近づくだけで解錠やドアオープンを自動で行ってくれる「パワースライドドア ウェルカムオープン機能」も体験。子どもの手を引きながらドアに近づくと、ピピッと開錠し、ドアのオープンまで自動で行ってくれる。「両手がふさがっている時に、クルマのキーを探すためバッグの中をゴソゴソする必要がなくて本当に便利。1度使ったら、この機能が付いていないクルマには戻れないですね」と女性スタッフは感心しきりだった。

従来モデルから人気の高かった装備のひとつ、助手席側の「ミラクルオープンドア」は新型「タント」でも健在。助手席側のピラー(柱)を前後ドアに内蔵する画期的な構造により、幅1,490mmという広いドア開口部を実現。乗り降りも、荷物の出し入れも感動的なほどス ムーズだ

従来モデルから人気の高かった装備のひとつ、助手席側の「ミラクルオープンドア」は新型「タント」でも健在。助手席側のピラー(柱)を前後ドアに内蔵する画期的な構造により、幅1,490mmという広いドア開口部を実現。乗り降りも、荷物の出し入れも感動的なほどスムーズだ

「パワースライドドア ウェルカムオープン機能」をチェック。降車時に予約しておけば、電子カードキーを持ってクルマに近づくだけで解錠やドアオープンを自動で行ってくれる。子どもを連れていると両手がふさがることも多いが、「いちいちキーを取り出さなくてもいいから、これはホントに便利。全国のママさん、大よろこびだと思いますよ」と女性スタッフも納得

新型「タント」はドアを閉める際もスムーズ。「助手席イージークローザー」は、半ドアの位置までドアを閉めると、その先は自動で全閉してくれるシステムで、子どもが完全にドアを閉めきれなくても安心だ

「パワースライドドア」が閉まりきる前に、助手席のドアハンドルに触れるだけで、ドアが閉まった後の自動ロックを予約する「パワースライドドア タッチ&ゴーロック機能」も軽自動車として初搭載※。「子どもの送り迎えなどで急いでいる時にすぐに移動できるのがありがたいですね」と女性スタッフ

「パワースライドドア」が閉まりきる前に、助手席のドアハンドルに触れるだけで、ドアが閉まった後の自動ロックを予約する「パワースライドドア タッチ&ゴーロック機能」も軽自動車として初搭載。「子どもの送り迎えなどで急いでいる時にすぐに移動できるのがありがたいですね」と女性スタッフ

※ドアハンドルのセンサー操作で施錠予約できる機能として軽初。2019年7月時点。ダイハツ工業調べ。

室内の使い勝手も親子でチェック

続いて、室内空間をチェックしていこう。ファミリー層がクルマを利用する場合は、人だけでなく、荷物もあれこれと積み込む場合が多くなる。そのため、限られたスペースでもくつろげる居住性と柔軟な積載性を備えているかどうかが、購入時のポイントとなるが、この点は軽自動車作りで豊富なノウハウを持つダイハツが最も得意とするところでもある。

たとえば、運転席は最大540mmものロングスライドが可能になっており、運転席から後席へのウォークスルーや、運転席に座ったまま後席の子どもの世話をするなど、シーンに合わせてさまざまな使い方が可能だ。また、多彩な小物収納をはじめ、新型「タント」には車内で快適に過ごすための工夫があれこれと詰まっている。

運転席側は最大540mmものロングスライドが可能だ。インパネ下のスイッチを押して安全上のロックを解除し、シート下のレバーを操作するだけなので、ご覧の通り女性でも簡単にスライドできる

運転中にゆったり座れるのはもちろん、停車時、シートを後ろまで移動させれば、運転席に座ったまま後席の子どもの世話ができる。「普段はクルマを降りて、後席に回らなければいけない場面でも、運転席に座ったままシートをスライドさせればいいのでとてもラク。子育てママの気持ちをよくわかっていると思います」と女性スタッフ

運転中にゆったり座れるのはもちろん、停車時、シートを後ろまで移動させれば、運転席に座ったまま後席の子どもの世話ができる。「普段はクルマを降りて、後席に回らなければいけない場面でも、運転席に座ったままシートをスライドさせればいいのでとてもラク。子育てママの気持ちをよくわかっていると思います」と女性スタッフ

「こんな収納が欲しかったんです」と、女性スタッフが思わず声を出すほど、新型「タント」の室内には便利な小物収納がたくさん装備されている。「USBソケット付き大型インパネトレイ」や、メガネケースなどの収納に便利な「インパネアッパーボックス」、簡易テーブルとして使える「格納式シートバックテーブル」、ペットボトルやウェットティッシュなどの収納に便利な「後席クォータートレイ&ボトルホルダー」など、どれも使い勝手は抜群だ
「こんな収納が欲しかったんです」と、女性スタッフが思わず声を出すほど、新型「タント」の室内には便利な小物収納がたくさん装備されている。「USBソケット付き大型インパネトレイ」や、メガネケースなどの収納に便利な「インパネアッパーボックス」、簡易テーブルとして使える「格納式シートバックテーブル」、ペットボトルやウェットティッシュなどの収納に便利な「後席クォータートレイ&ボトルホルダー」など、どれも使い勝手は抜群だ
「こんな収納が欲しかったんです」と、女性スタッフが思わず声を出すほど、新型「タント」の室内には便利な小物収納がたくさん装備されている。「USBソケット付き大型インパネトレイ」や、メガネケースなどの収納に便利な「インパネアッパーボックス」、簡易テーブルとして使える「格納式シートバックテーブル」、ペットボトルやウェットティッシュなどの収納に便利な「後席クォータートレイ&ボトルホルダー」など、どれも使い勝手は抜群だ
「こんな収納が欲しかったんです」と、女性スタッフが思わず声を出すほど、新型「タント」の室内には便利な小物収納がたくさん装備されている。「USBソケット付き大型インパネトレイ」や、メガネケースなどの収納に便利な「インパネアッパーボックス」、簡易テーブルとして使える「格納式シートバックテーブル」、ペットボトルやウェットティッシュなどの収納に便利な「後席クォータートレイ&ボトルホルダー」など、どれも使い勝手は抜群だ

「こんな収納が欲しかったんです」と、女性スタッフが思わず声を出すほど、新型「タント」の室内には便利な小物収納がたくさん装備されている。「USBソケット付き大型インパネトレイ」や、メガネケースなどの収納に便利な「インパネアッパーボックス」、簡易テーブルとして使える「格納式シートバックテーブル」、ペットボトルやウェットティッシュなどの収納に便利な「後席クォータートレイ&ボトルホルダー」など、どれも使い勝手は抜群だ

※グレード、オプションなどによって装備や搭載される機能が異なります。詳しくは販売店におたずねください。

車内の居住空間に、軽自動車とは思えない十分なゆとりや便利機能が備わっていることはわかったが、それに加えて、ファミリー層のニーズに応えるには、ラゲッジスペースの広さや使い勝手も重要なポイントとなる。小さな子どもがいるなら、出かけるたびにベビーカーを積み下ろす必要があるし、買い物で大きな荷物を積むこともある。単に広さだけでなく、荷物の量や形に柔軟に対応できるかもしっかりとチェックしておきたい。

車内の居住空間に、軽自動車とは思えない十分なゆとりや便利機能が備わっていることはわかったが、それに加えて、ファミリー層のニーズに応えるには、ラゲッジスペースの広さや使い勝手も重要なポイントとなる。小さな子どもがいるなら、出かけるたびにベビーカーを積み下ろす必要があるし、買い物で大きな荷物を積むこともある。単に広さだけでなく、荷物の量や形に柔軟に対応できるかもしっかりとチェックしておきたい。
車内の居住空間に、軽自動車とは思えない十分なゆとりや便利機能が備わっていることはわかったが、それに加えて、ファミリー層のニーズに応えるには、ラゲッジスペースの広さや使い勝手も重要なポイントとなる。小さな子どもがいるなら、出かけるたびにベビーカーを積み下ろす必要があるし、買い物で大きな荷物を積むこともある。単に広さだけでなく、荷物の量や形に柔軟に対応できるかもしっかりとチェックしておきたい。
後席は5:5の分割可倒式となっており、それぞれ前後に240mmのスライドが可能。積み込む荷物の大きさに応じて後席の位置を調整できるので、写真のように奥行きの異なる荷物を積み込む際などに便利だ

後席は5:5の分割可倒式となっており、それぞれ前後に240mmのスライドが可能。積み込む荷物の大きさに応じて後席の位置を調整できるので、写真のように奥行きの異なる荷物を積み込む際などに便利だ

室内長は2,180mmと十分な奥行きがある。ホームセンターで購入した長さ1,780mmの組み立て家具も助手席を倒せば難なく積み込めた。また、26インチの自転車の積み込みにもチャレンジ。入るのか心配だったが、後席を倒し、助手席を前へスライドさせると案外ラクに積み込むことができた
室内長は2,180mmと十分な奥行きがある。ホームセンターで購入した長さ1,780mmの組み立て家具も助手席を倒せば難なく積み込めた。また、26インチの自転車の積み込みにもチャレンジ。入るのか心配だったが、後席を倒し、助手席を前へスライドさせると案外ラクに積み込むことができた

室内長は2,180mmと十分な奥行きがある。ホームセンターで購入した長さ1,780mmの組み立て家具も助手席を倒せば難なく積み込めた。また、26インチの自転車の積み込みにもチャレンジ。入るのか心配だったが、後席を倒し、助手席を前へスライドさせると案外ラクに積み込むことができた

【シニア目線でチェック!】
前も後ろも、昼夜問わず安全を見守ってくれる
シニア目線 シニア目線

シニア目線シニア目線でチェックを行うのは60代の男性スタッフ。普段はSUVに乗っているが、子どもたちが独立したため、小さなクルマへの乗り換えを検討しているという

クルマ選びの際に多くの人がチェックポイントの上位にあげる安全性。レビューした60代の男性スタッフも「最近は年配者による事故のニュースなどをよく目にするので、安全性は特に気になりますね」と語る。「タント」はもともと、「スマートアシストⅢ」と呼ばれる予防安全機能が搭載されていたが、今回のフルモデルチェンジを機に、最新の「次世代スマートアシスト」へとバージョンアップされた。

「次世代スマートアシスト」のポイントは、予防安全機能を進化させるとともに、新たに運転支援機能を追加したこと。合計15個の機能により、全方位での安心・安全の実現をサポートする。

60代の男性スタッフは、「運転には自信のあるほうですが、住宅街では子どもが急に飛び出して来ることもあるし、メールの着信音に気をとられてヒヤリとする場面がないわけではありません。万が一は誰にでも起こり得るわけですから、次にクルマを購入する際は、こうした予防安全機能や運転支援機能の搭載はマストだと考えていました」と語る。さっそく、新型「タント」の安全性をチェックしていこう。

新型「タント」は先進の予防安全機能と運転支援機能を備えた「次世代スマートアシスト」を搭載。「全車速追従機能付ACC」「スマートパノラマパーキングアシスト」など、8個の新機能を加え、合計15個の機能で安全運転をサポートする

※グレード、オプションなどによって装備や搭載される機能が異なります。詳しくは販売店におたずねください。

60代の男性スタッフが注目したのが「全車速追従機能付ACC」。先行車がいない状態では設定した速度で走行し、先行車を認識すると加減速しながら追従走行となり、先行車が停止すると自車も停止。先行車が発進した状態で、ステアリングのスイッチを押すと再び追従走行に戻るというもの。「長距離運転の機会も多いですが、これはとてもラク。疲れを抑えられる分、周囲の状況に注意が払えるので、安全運転の意識も一層高まると感じました」

60代の男性スタッフが注目したのが「全車速追従機能付ACC」。先行車がいない状態では設定した速度で走行し、先行車を認識すると加減速しながら追従走行となり、先行車が停止すると自車も停止。先行車が発進した状態で、ステアリングのスイッチを押すと再び追従走行に戻るというもの。「長距離運転の機会も多いですが、これはとてもラク。疲れを抑えられる分、周囲の状況に注意が払えるので、安全運転の意識も一層高まると感じました」

駐車を支援してくれる「スマートパノラマパーキングアシスト」も軽自動車初搭載※。駐車スペースの前に停車し、ステアリングのスイッチを長押しすると、カーナビ画面に駐車位置の候補が示される。画面へのタッチで位置を設定したら、ドライバーは画面の指示に従ってアクセル、ブレーキの速度調整と周囲の安全確認を行うだけ。ステアリングは自動で制御され、指定した位置に駐車できる。「これは賢い機能ですね。家内は駐車が苦手なので、よろこぶと思います」
駐車を支援してくれる「スマートパノラマパーキングアシスト」も軽自動車初搭載※。駐車スペースの前に停車し、ステアリングのスイッチを長押しすると、カーナビ画面に駐車位置の候補が示される。画面へのタッチで位置を設定したら、ドライバーは画面の指示に従ってアクセル、ブレーキの速度調整と周囲の安全確認を行うだけ。ステアリングは自動で制御され、指定した位置に駐車できる。「これは賢い機能ですね。家内は駐車が苦手なので、よろこぶと思います」

駐車を支援してくれる「スマートパノラマパーキングアシスト」も軽自動車初搭載※。駐車スペースの前に停車し、ステアリングのスイッチを長押しすると、カーナビ画面に駐車位置の候補が示される。画面へのタッチで位置を設定したら、ドライバーは画面の指示に従ってアクセル、ブレーキの速度調整と周囲の安全確認を行うだけ。ステアリングは自動で制御され、指定した位置に駐車できる。「これは賢い機能ですね。家内は駐車が苦手なので、よろこぶと思います」

※カメラ映像を用いた駐車時のハンドル操作支援システムとして軽初。2019年7月時点。ダイハツ工業(株)調べ。

「夜間、ハイビームで走行中は対向車が来るたびにロービームに切り替える必要があり、面倒に感じていました」というスタッフ。新型「タント」には「ADB(アダプティブドライビングビーム)」が搭載されており、ハイビームで走行中、対向車を検知すると自動的に部分遮光してくれるので、面倒な操作が不要で、対向車に配慮しながらしっかりと視界が確保できる

「夜間、ハイビームで走行中は対向車が来るたびにロービームに切り替える必要があり、面倒に感じていました」というスタッフ。新型「タント」には「ADB(アダプティブドライビングビーム)」が搭載されており、ハイビームで走行中、対向車を検知すると自動的に部分遮光してくれるので、面倒な操作が不要で、対向車に配慮しながらしっかりと視界が確保できる

通常のヘッドランプに加え、ハンドルを切った方向や、ターンランプを出した方向を明るく照らす「サイドビューランプ」を搭載。「夜の住宅街では、突然目に入る歩行者にドキッとすることがありますが、こういう機能があれば安心感は高まりますね」と男性スタッフ。このほか、シフトを「R」に入れると左右のランプが点灯する機能も予防安全に役立つ
通常のヘッドランプに加え、ハンドルを切った方向や、ターンランプを出した方向を明るく照らす「サイドビューランプ」を搭載。「夜の住宅街では、突然目に入る歩行者にドキッとすることがありますが、こういう機能があれば安心感は高まりますね」と男性スタッフ。このほか、シフトを「R」に入れると左右のランプが点灯する機能も予防安全に役立つ

通常のヘッドランプに加え、ハンドルを切った方向や、ターンランプを出した方向を明るく照らす「サイドビューランプ」を搭載。「夜の住宅街では、突然目に入る歩行者にドキッとすることがありますが、こういう機能があれば安心感は高まりますね」と男性スタッフ。このほか、シフトを「R」に入れると左右のランプが点灯する機能も予防安全に役立つ

ベテランドライバーも納得の走りのよさ

新型「タント」は、ダイハツが掲げる次世代のクルマ作り「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)」に基づき、プラットフォームをはじめ、エンジンやCVTが刷新されている。これにより、爽快な走りや、快適な乗り心地が実現されているのだ。

ダイハツの新世代のクルマ作り「DNGA」に基づいて刷新されたプラットフォームを採用する新型「タント」。エンジンやCVTなどをゼロから作り直したという

ダイハツの新世代のクルマ作り「DNGA」に基づいて刷新されたプラットフォームを採用する新型「タント」。エンジンやCVTなどをゼロから作り直したという

一般道を走行してみたが、街中では信号待ちからの加速でも十分にパワーがあり、もたつくことなく周囲の流れに 乗っていける。「ガラスエリアが広く、着座位置もやや高めなので、びっくりするほど運転しやすい。初めて乗っても住宅街の狭い道をスイスイ走っていけます」と男性スタッフ

一般道を走行してみたが、街中では信号待ちからの加速でも十分にパワーがあり、もたつくことなく周囲の流れに乗っていける。「ガラスエリアが広く、着座位置もやや高めなので、びっくりするほど運転しやすい。初めて乗っても住宅街の狭い道をスイスイ走っていけます」と男性スタッフ

高速道路ではアクセルをグッと踏み込むと、スイスイと加速。男性スタッフは、「高速道路ではもう少しフラつくところがあるかと思っていましたが、とても安定していますね。軽自動車に対する印象が変わりました」と目を細めていた

高速道路ではアクセルをグッと踏み込むと、スイスイと加速。男性スタッフは、「高速道路ではもう少しフラつくところがあるかと思っていましたが、とても安定していますね。軽自動車に対する印象が変わりました」と目を細めていた

【若年アクティブ層目線でチェック!】
品のよさと力強さがミックスした、愛着を持てるスタイリング
若年アクティブ層目線 若年アクティブ層目線

若年アクティブ層目線デザインをチェックした若年アクティブ層の30代男性スタッフ。「クルマは、やっぱりデザインのよさ。それと、質感の高さにもこだわりたいです」

新型「タント」のデザインを中心にチェックしたのは、「クルマはライフスタイルを象徴するツールでもあるので、選ぶ時はデザインにこだわります」と語る、若年アクティブ層の30代男性スタッフだ。

「タント」と「タント カスタム」のボディサイズは共通で、3,395(全長)×1,475(全幅)×1,755(全高)mm。扱いやすいボディサイズでありながら、スーパーハイト系らしい高めの全高もあって堂々としたたたずまいとなっている。どちらも、フロントグリルはワイド感を強調するように水平基調となっているが、「タント」はグリルの面積を小さく抑えることで親しみやすさを感じさせ、「タント カスタム」は、上下2段のヘッドランプや、メッキ加飾が施された大型グリルにより、上質なイメージにまとめられている。

「それぞれの個性がはっきりしているのがいいですね。『タント』はファミリー層や、女性、シニア層に広く受け入れられそうだし、『タント カスタム』は20~30代の若い男性からも支持されそうです。個人的に気になるのは、やはり『タントカスタム』のほう。上品さがあって、素直にカッコいいと思います」

「タント」は、スーパーハイト系の王道とも言えるエクステリアデザイン。伸びやかでありながら、部分的にエッジをきかせることで、頼もしさも感じる
「タント」は、スーパーハイト系の王道とも言えるエクステリアデザイン。伸びやかでありながら、部分的にエッジをきかせることで、頼もしさも感じる

「タント」は、スーパーハイト系の王道とも言えるエクステリアデザイン。伸びやかでありながら、部分的にエッジをきかせることで、頼もしさも感じる

「先代の『タント』よりもすっきりした印象を受けます。個人的にはこの新型『タント』のフロントグリル、シンプルでかなり好きですよ」と、水平基調のフロントグリルを見ながら感想を語る男性スタッフ

「先代の『タント』よりもすっきりした印象を受けます。個人的にはこの新型『タント』のフロントグリル、シンプルでかなり好きですよ」と、水平基調のフロントグリルを見ながら感想を語る男性スタッフ

続いて「タント カスタム」。こちらは「タント」に比べて、より上質なデザインとなっている。水平基調をベースに、メッキパーツで立体的に造形されたフロントグリルが大人っぽい雰囲気を漂わせている
続いて「タント カスタム」。こちらは「タント」に比べて、より上質なデザインとなっている。水平基調をベースに、メッキパーツで立体的に造形されたフロントグリルが大人っぽい雰囲気を漂わせている

続いて「タント カスタム」。こちらは「タント」に比べて、より上質なデザインとなっている。水平基調をベースに、メッキパーツで立体的に造形されたフロントグリルが大人っぽい雰囲気を漂わせている

「タント」は14インチ、「タント カスタム」は15インチのホイール※を装備。「タント カスタム」は、切削加工を施したアルミホイールが採用されており、クルマのキャラクターともよく似合っている
「タント」は14インチ、「タント カスタム」は15インチのホイール※を装備。「タント カスタム」は、切削加工を施したアルミホイールが採用されており、クルマのキャラクターともよく似合っている

「タント」は14インチ、「タント カスタム」は15インチのホイール※を装備。「タント カスタム」は、切削加工を施したアルミホイールが採用されており、クルマのキャラクターともよく似合っている

※「タント カスタム RS」のみ15インチホイールが標準装備。

内装にも多くのこだわりのポイントが存在

「タント」「タント カスタム」ともに、インパネは使い勝手が重視されており、運転席に座った状態で、無理なく手を伸ばして操作できるようになっている。デザイン面ではキャラクターの違いが明確で、「タント」はエアコンの吹き出し口のパーツに挿し色が入り、ポップな印象に。いっぽうの「タント カスタム」は、キルティング状の立体的なドアトリムや、センターコンソールのピアノブラックなどでアクセントをつけ、上質感が強調されている。「素材表面のテクスチャーを変えるだけで、印象は大きく異なりますね。親しみやすい印象の『タント』か、上質な『タント カスタム』か、選ぶ際は悩みそうです」。

前席のシートはどちらもベンチシート。「タント」は撥水加工を施したファブリックシートで、「タント カスタム」は専用ファブリック×ソフトレザー調シートとなっている。クッションの厚みも十分にあり、30代の男性スタッフは「座り心地は想像以上です」と満足気だ。

「タント」のインパネはシンプルな印象で、運転席から自然に手が届く位置に各操作スイッチが配置される。エアコンの吹き出し口はポップなカラーリングで、これが効果的な挿し色になっていた。メーターパネルにはTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを装備し、「とても見やすい」と30代男性スタッフ
「タント」のインパネはシンプルな印象で、運転席から自然に手が届く位置に各操作スイッチが配置される。エアコンの吹き出し口はポップなカラーリングで、これが効果的な挿し色になっていた。メーターパネルにはTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを装備し、「とても見やすい」と30代男性スタッフ

「タント」のインパネはシンプルな印象で、運転席から自然に手が届く位置に各操作スイッチが配置される。エアコンの吹き出し口はポップなカラーリングで、これが効果的な挿し色になっていた。メーターパネルにはTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを装備し、「とても見やすい」と30代男性スタッフ

「タント カスタム」のインテリアは黒を基調としたスポーティーな印象。「黒が基調ですが、センターコンソールにピアノブラックを使うなど、黒の質感の違いで変化をつけるあたりからはこだわりを感じます」。軽自動車とは思えない上質感が大きな魅力となっている
「タント カスタム」のインテリアは黒を基調としたスポーティーな印象。「黒が基調ですが、センターコンソールにピアノブラックを使うなど、黒の質感の違いで変化をつけるあたりからはこだわりを感じます」。軽自動車とは思えない上質感が大きな魅力となっている
「タント カスタム」のインテリアは黒を基調としたスポーティーな印象。「黒が基調ですが、センターコンソールにピアノブラックを使うなど、黒の質感の違いで変化をつけるあたりからはこだわりを感じます」。軽自動車とは思えない上質感が大きな魅力となっている

「タント カスタム」のインテリアは黒を基調としたスポーティーな印象。「黒が基調ですが、センターコンソールにピアノブラックを使うなど、黒の質感の違いで変化をつけるあたりからはこだわりを感じます」。軽自動車とは思えない上質感が大きな魅力となっている

「タント カスタム」には、専用のファブリック×ソフトレザー調シートを採用。手触りがよく、クッションの厚みも十分にある。男性スタッフは何度も感触を確かめながら、「これなら長時間のドライブでも疲れにくそう」と語っていた

「タント カスタム」には、専用のファブリック×ソフトレザー調シートを採用。手触りがよく、クッションの厚みも十分にある。男性スタッフは何度も感触を確かめながら、「これなら長時間のドライブでも疲れにくそう」と語っていた

【まとめ】
ファミリー層、シニア、若年アクティブ層、それぞれのニーズを満たした軽自動車
以上、ファミリー層、シニア、若年アクティブ層、それぞれの視点で新型「タント」のレビューを行ってきた。ライフスタイルは三者三様であり、クルマに求める要素も異なるはずだが、新型「タント」は、それぞれのニーズをきっちり受け止めてくれた印象である。それだけ奥が深く、完成度の高いクルマであり、使い勝手のよさはもちろん、安全性でも、走りでも、デザインでも、乗る人の多くが「自分にちょうどいい」と思えるように仕上がっていた。軽自動車に「何かを我慢しなくてはいけない」という先入観を持っている人がいるかもしれないが、そういう人にこそ、自分の求める理想を新型「タント」に投影してみて ほしい。きっと「探していたのはこれだ」となるはずだ。

以上、ファミリー層、シニア、若年アクティブ層、それぞれの視点で新型「タント」のレビューを行ってきた。ライフスタイルは三者三様であり、クルマに求める要素も異なるはずだが、新型「タント」は、それぞれのニーズをきっちり受け止めてくれた印象である。それだけ奥が深く、完成度の高いクルマであり、使い勝手のよさはもちろん、安全性でも、走りでも、デザインでも、乗る人の多くが「自分にちょうどいい」と思えるように仕上がっていた。軽自動車に「何かを我慢しなくてはいけない」という先入観を持っている人がいるかもしれないが、そういう人にこそ、自分の求める理想を新型「タント」に投影してみてほしい。きっと「探していたのはこれだ」となるはずだ。

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