ダイハツ タフト 試乗レビュー

価格.com

※この記事は価格.comで2020年8月に掲載されたレビュー記事を転載しています。

新感覚の軽クロスオーバー登場。ダイハツ「タフト」の実力を日常&レジャーで徹底調査!

実際のクルマを見て、コンセプトがこれほどストンと腹に落ちるクルマも珍しいのではないだろうか。2020年6月、ダイハツから発売された新型軽クロスオーバー「タフト」のコンセプトは、「バックパックスタイル」。普段、荷物をサッと詰めて背負っているバックパックをモチーフとすることで、クルマを、軽快でアクティブなライフスタイルを後押しするツールとして位置づけているのだ。また、前席は運転を楽しむための「クルースペース」として、後席はさまざまなアレンジができる「フレキシブルスペース」として、役割を明確にしているのもユニークなところ。そんな「タフト」の実力を、詳しく調査していこう。

【コンセプト】
「タフト」が掲げる「バックパックスタイル」とは、どんなスタイル?

さまざまな個性を持ったモデルが投入され、以前とは比較にならないほど選択肢が増えている軽自動車市場で、今、ホットスポットのひとつとなっているのがSUVテイストの「軽クロスオーバー」だ。2020年6月に発売されたダイハツ「タフト」は、その軽クロスオーバー人気をさらに高めている新モデル。実際、発売後1か月間の受注台数は、月販目標の4.5倍にあたる、18,000台を突破しており、「こんなクルマを待っていた」という潜在ニーズが高かったことを証明している。

そんな「タフト」のコンセプトは「バックパックスタイル」。仕事でもプライベートでも、多くの人が日常的に愛用しているバックパックをモチーフに開発された「タフト」は、丈夫で軽いバックパックを背負い、アクティブに活動するライフスタイルが、クルマのパッケージングとして落とし込まれているのだ。

大きな特徴は、前席は運転を含めてドライブを楽しむための「クルースペース」として、後席は乗車人数や積み込む荷物の形や量に合わせて自在に変化する「フレキシブルスペース」として設計されていること。どちらのスペースにも、快適さや使い勝手のよさ、遊び心など、ダイハツらしいアイデアを盛り込むことで、唯一無二の個性を生み出している。

スクエアなデザインが印象的な「タフト」。厚みのあるボディや、張り出したフェンダーアーチ、太めのセンターピラーでタフさを強調するいっぽうで、どこか愛らしい雰囲気もあり、アウトドアはもちろん、街の風景にも違和感なく収まるスタイリングだ。ボディサイズは3,395(全長)×1,475(全幅)×1,630(全高)mmとなる
スクエアなデザインが印象的な「タフト」。厚みのあるボディや、張り出したフェンダーアーチ、太めのセンターピラーでタフさを強調するいっぽうで、どこか愛らしい雰囲気もあり、アウトドアはもちろん、街の風景にも違和感なく収まるスタイリングだ。ボディサイズは3,395(全長)×1,475(全幅)×1,630(全高)mmとなる

スクエアなデザインが印象的な「タフト」。厚みのあるボディや、張り出したフェンダーアーチ、太めのセンターピラーでタフさを強調するいっぽうで、どこか愛らしい雰囲気もあり、アウトドアはもちろん、街の風景にも違和感なく収まるスタイリングだ。ボディサイズは3,395(全長)×1,475(全幅)×1,630(全高)mmとなる

また、外観上の特徴として注目したいのは、標準デザインに加え、ディーラーオプションとして「メッキパック」が用意されていること。「メッキパック」はフロントグリルのフードガーニッシュや、バックドアのバックガーニッシュに大胆なメッキ加飾が取り入れられており、より精悍な顔つきになる。さらに、この「メッキパック」には通常のシルバー色のほかに、ガンメタリック色の「ダークブラックメッキパック」も用意されており、好みに応じて選択が可能。このあたりにもダイハツらしい遊び心が垣間見える。

●標準デザイン
「タフト」には、標準デザイン(左)と、メッキ加飾を取り入れた「メッキパック」(右)が用意される。撮影に使用した「メッキパック」は通常のシルバー色で、このほかに、よりタフな印象の「ダークブラックメッキパック」も用意される
●メッキパック
「タフト」には、標準デザイン(左)と、メッキ加飾を取り入れた「メッキパック」(右)が用意される。撮影に使用した「メッキパック」は通常のシルバー色で、このほかに、よりタフな印象の「ダークブラックメッキパック」も用意される
「タフト」には、標準デザイン(左)と、メッキ加飾を取り入れた「メッキパック」(右)が用意される。撮影に使用した「メッキパック」は通常のシルバー色で、このほかに、よりタフな印象の「ダークブラックメッキパック」も用意される
「タフト」には、標準デザイン(左)と、メッキ加飾を取り入れた「メッキパック」(右)が用意される。撮影に使用した「メッキパック」は通常のシルバー色で、このほかに、よりタフな印象の「ダークブラックメッキパック」も用意される

「タフト」には、標準デザイン(左)と、メッキ加飾を取り入れた「メッキパック」(右)が用意される。撮影に使用した「メッキパック」は通常のシルバー色で、このほかに、よりタフな印象の「ダークブラックメッキパック」も用意される

力強く張り出した前後のフェンダーアーチ。クロスオーバーらしい存在感やツール感、ワイルド感があり、海や山など、さまざまな場所へ出かけたくなる

力強く張り出した前後のフェンダーアーチ。クロスオーバーらしい存在感やツール感、ワイルド感があり、海や山など、さまざまな場所へ出かけたくなる

エクステリアのタフさを強調するのが、15インチのアルミホイールが装着された、軽自動車としては大径のタイヤ。最低地上高は190m、アプローチアングルは27°となり、ちょっとした悪路なら心配せずに走り抜けられる

エクステリアのタフさを強調するのが、15インチのアルミホイールが装着された、軽自動車としては大径のタイヤ。最低地上高は190m、アプローチアングルは27°となり、ちょっとした悪路なら心配せずに走り抜けられる

【クルースペース】
「スカイフィールトップ」に広がる非日常の風景に気分が上がる

休日、バックパックを背負って遊びに出かける時の高揚感。「タフト」の前席、つまり「クルースペース」は、そんな気分に浸れる空間となっている。

乗り込んで最初に感じるのは、「ほんとに軽なの?」と確認したくなるほどの開放感だ。フロントウインドウ、サイドウインドウともにガラスの面積が広く、またスクエアフォルムで前方の見切りがいいため、ハンドルを握っているだけで気持ちがいい。そして開放感をさらに高めているのが、前席頭上に広がるガラスルーフ「スカイフィールトップ」だ。面積は頭上のほとんどを占めるほど大きく、空がすぐそこにあるような感覚に包まれる。当然、光もたっぷりと入り込むため車内は明るい。間違いなく気分は上がるだろう。

さらに、開放感にあふれるだけでなく、機能的な部分もきっちりと考えられている。「スカイフィールトップ」には開閉式のシェードが用意されているうえ、ガラスは紫外線や赤外線をカットする「スーパーUV(紫外線)&IR(赤外線)カット機能」を備えるため、日差しに敏感な女性も安心できるはず。晴れた日の日中は抜けるよう青空を、夜は満天の星をガラスルーフ越しに見ることもでき、ドライブに新たな楽しみをプラスしてくれる。

試乗を行った日は小雨のパラつく曇天だったが、そんな天気でも頭上の開放感から気分が上がるうえ、信号待ちなどの際に、時おり落ちてくる雨滴が「スカイフィールトップ」に当たる様子を眺めているのもなかなかオツなものだった。さらに、街中の小さな交差点では、信号機とクルマの距離が近いため、停止した際に体を前方にかがめて信号を確認しなくてはならないケースもあるが、「スカイフィールトップ」なら視線を上にずらすだけで簡単に信号が確認できるのも便利だと感じた。こうした装備、普通は高価なオプションとなりがちだが、「タフト」は全車標準装備というから驚かされる。

前席の頭上がまるまるガラスルーフとなる「スカイフィールトップ」は全車標準装備。晴れた日にシェードを全開にすれば、すぐそこに青空があるような感覚で、気分は上がる。フロントやサイドのウインドウもガラス面が大きくて気持ちがいい
前席の頭上がまるまるガラスルーフとなる「スカイフィールトップ」は全車標準装備。晴れた日にシェードを全開にすれば、すぐそこに青空があるような感覚で、気分は上がる。フロントやサイドのウインドウもガラス面が大きくて気持ちがいい

前席の頭上がまるまるガラスルーフとなる「スカイフィールトップ」は全車標準装備。晴れた日にシェードを全開にすれば、すぐそこに青空があるような感覚で、気分は上がる。フロントやサイドのウインドウもガラス面が大きくて気持ちがいい

気分が上がるしかけはそのほかの部分にも見て取れる。シフトレバー周りや、メーター内などに差し色としてメタリックなオレンジ色を取り入れ、非日常感を演出。肉厚で、ホールド性の高いシートは、「タフト」のキャラクターにぴったりの迷彩柄で、ここでもオレンジ色のステッチがアクセントとなっている。「クルースペース」には、「タフト」の世界観を形にした装備やしかけがふんだんに用意されており、ドライブを盛り上げてくれるのだ。

インパネも、エクステリア同様の直線基調となり、デザインに統一感がある。スイッチ類は手を伸ばせばスッと届くところに配置されているため、視線移動を最小限に抑えながら操作が可能だ

インパネも、エクステリア同様の直線基調となり、デザインに統一感がある。スイッチ類は手を伸ばせばスッと届くところに配置されているため、視線移動を最小限に抑えながら操作が可能だ

エアコン吹き出し口やシフトレバー、2眼メーター内には、差し色としてメタリックなオレンジ色が使われ、クロスオーバーらしいアクティブなイメージを強調している
エアコン吹き出し口やシフトレバー、2眼メーター内には、差し色としてメタリックなオレンジ色が使われ、クロスオーバーらしいアクティブなイメージを強調している

エアコン吹き出し口やシフトレバー、2眼メーター内には、差し色としてメタリックなオレンジ色が使われ、クロスオーバーらしいアクティブなイメージを強調している

シートには十分な厚みがあり、肌触りがよく、ホールド感も申し分ないため、長距離のドライブでも疲れにくい。表面はアウトドアを意識した迷彩柄となっており、インテリアと同じく、オレンジ色のステッチがアクセントとなっている
シートには十分な厚みがあり、肌触りがよく、ホールド感も申し分ないため、長距離のドライブでも疲れにくい。表面はアウトドアを意識した迷彩柄となっており、インテリアと同じく、オレンジ色のステッチがアクセントとなっている

シートには十分な厚みがあり、肌触りがよく、ホールド感も申し分ないため、長距離のドライブでも疲れにくい。表面はアウトドアを意識した迷彩柄となっており、インテリアと同じく、オレンジ色のステッチがアクセントとなっている

【フレキシブルスペース】
簡単操作で実現できる完全フラットスタイルで荷物もたっぷり収納

続いて、後席とラゲッジスペースの「フレキシブルスペース」をチェックしていこう。後席は大人2名が乗っても肩が触れることはなく、足元に窮屈さを感じることもない十分な広さを確保。さらに、5:5分割可倒式となっており、4名乗車だけでなく、3名乗車+長尺物や、2名乗車+大きな荷物など、状況に合わせてフレキシブルに対応できる。バックパックを使う場合、内ポケットや仕切りで荷物を整理して収納することがあれば、無造作に放り込むこともあるように、どんな使い方もできる懐の深さが「タフト」にはあるのだ。

リアシートは5:5の分割可倒式。片側を倒して釣り用のロッドケースを入れたり、両側を倒してフルフラットにし、遊び道具をたっぷり積み込んだりすることもきる。趣味やライフスタイルに合わせアレンジしながら、まさにバックパックのように柔軟な使い方が可能だ
リアシートは5:5の分割可倒式。片側を倒して釣り用のロッドケースを入れたり、両側を倒してフルフラットにし、遊び道具をたっぷり積み込んだりすることもきる。趣味やライフスタイルに合わせアレンジしながら、まさにバックパックのように柔軟な使い方が可能だ

リアシートは5:5の分割可倒式。片側を倒して釣り用のロッドケースを入れたり、両側を倒してフルフラットにし、遊び道具をたっぷり積み込んだりすることもきる。趣味やライフスタイルに合わせアレンジしながら、まさにバックパックのように柔軟な使い方が可能だ

後席を倒して「おっ」と思ったのは、シートバックとドアパネルの間にすき間がほとんどできないこと。ラゲッジスペースに積み込んだ小物が、すき間から足元に落ちてしまうことを防いでくれる、気の利いた構造だ

後席を倒して「おっ」と思ったのは、シートバックとドアパネルの間にすき間がほとんどできないこと。ラゲッジスペースに積み込んだ小物が、すき間から足元に落ちてしまうことを防いでくれる、気の利いた構造だ

また、荷室の床に着脱および上下段にセット可能なフレキシブルボードが装着されているのも便利。上段にセットすれば荷室の床として使用できるうえ、フレキシブルボードの下方をアンダーボックスとして利用することも可能だ。さらに、下段にセットすれば背の高い荷物もラクに積み込むことができる。

このほか、ディーラーオプションとして、荷室を上下2段に仕切れる「フレキシブルボード二段モード取付キット」や、荷物がずれるのを防ぐ「ラゲージネット」なども用意。これらを組み合わせれば、使い方の幅はさらに広がるだろう。

●下段スタイル
フレキシブルボードは脱着および上下段にセットが可能。下段にセットすると、上段にセットした時より床面が約140mm下がるため、背の高い荷物もラクに積み込める。さらにフレキシブルボードを取り外し、後席背面に立てかけると、上段にセットした時より床面が約165mm下がり、さらに背の高い荷物を収納できるようになる
●立てかけスタイル
フレキシブルボードは脱着および上下段にセットが可能。下段にセットすると、上段にセットした時より床面が約140mm下がるため、背の高い荷物もラクに積み込める。さらにフレキシブルボードを取り外し、後席背面に立てかけると、上段にセットした時より床面が約165mm下がり、さらに背の高い荷物を収納できるようになる

フレキシブルボードは脱着および上下段にセットが可能。下段にセットすると、上段にセットした時より床面が約140mm下がるため、背の高い荷物もラクに積み込める。さらにフレキシブルボードを取り外し、後席背面に立てかけると、上段にセットした時より床面が約165mm下がり、さらに背の高い荷物を収納できるようになる

また、後席シートバックとフレキシブルボードの表面には、汚れを落としやすい立体形状加工が施されている。屋外でたっぷり遊んだ後で、濡れた遊び道具や衣類、汚れた靴などをそのまま積み込めるのは本当にありがたい。アウトドアに出かけると、後日、汚れた荷室を掃除するのが面倒だが、「タフト」の場合、軽くふき取るだけでOKだ。

ほかにも、荷室の両サイドには、バッグや帽子、グローブ、小物、濡れた物などをかけておけるマルチフックが装備されているうえ、前席にはUSBソケットが、車内随所に小物収納やトレイが用意されており、使い勝手は抜群によい。

後席シートバックとフレキシブルボードの表面には汚れにくい素材が使用されている。海で遊んだ後も、山を登った後も、簡単にキレイにできるため、濡れた物や汚れた物もちゅうちょなく積み込める。また、荷室の両サイドにはマルチフックが備えられ、小物などをかけておけるので便利だ
後席シートバックとフレキシブルボードの表面には汚れにくい素材が使用されている。海で遊んだ後も、山を登った後も、簡単にキレイにできるため、濡れた物や汚れた物もちゅうちょなく積み込める。また、荷室の両サイドにはマルチフックが備えられ、小物などをかけておけるので便利だ

後席シートバックとフレキシブルボードの表面には汚れにくい素材が使用されている。海で遊んだ後も、山を登った後も、簡単にキレイにできるため、濡れた物や汚れた物もちゅうちょなく積み込める。また、荷室の両サイドにはマルチフックが備えられ、小物などをかけておけるので便利だ

大型インパネトレイやドリンクホルダー、USBソケット、ショッピングフック、助手席アンダートレイなど、ボディはコンパクトながら、かゆいところに手が届く小物収納がそこかしこに用意されている
大型インパネトレイやドリンクホルダー、USBソケット、ショッピングフック、助手席アンダートレイなど、ボディはコンパクトながら、かゆいところに手が届く小物収納がそこかしこに用意されている
大型インパネトレイやドリンクホルダー、USBソケット、ショッピングフック、助手席アンダートレイなど、ボディはコンパクトながら、かゆいところに手が届く小物収納がそこかしこに用意されている
大型インパネトレイやドリンクホルダー、USBソケット、ショッピングフック、助手席アンダートレイなど、ボディはコンパクトながら、かゆいところに手が届く小物収納がそこかしこに用意されている

大型インパネトレイやドリンクホルダー、USBソケット、ショッピングフック、助手席アンダートレイなど、ボディはコンパクトながら、かゆいところに手が届く小物収納がそこかしこに用意されている

【走り&安全性】
アクティブなカーライフを支える、走りのよさと安全性の高さにも注目

最後は、走りと安全性について確認していこう。「タフト」には、ダイハツの新しいクルマ作り「DNGA」(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に基づいた新プラットフォームが採用されており、サスペンション設計の見直しによる乗り心地の改善や、高剛性化による操縦安定性の向上、軽量化による燃費性能の向上を実現しているのも見どころだ。エンジンは、最高出力38kW(52PS)/最大トルク60N・m(6.1kg・m)の自然吸気エンジンと、最高出力47kW(64PS)/最大トルク100N・m(10.2kg・m)のターボエンジンの2種類が用意される。今回は、自然吸気エンジンの「G」(2WD)を使って、その走りをチェックしてみた。

実際に運転席に座ってみると、前述の通り、フロントウインドウやサイドウインドウのガラスエリアが広く、見晴らしがよい。そのため、前方や側方の感覚がつかみやすく、アクセルを踏み込む前から「運転のしやすさ」が伝わってきた。踏み始めの加速は軽やかで、市街地を気持ちよく走り抜ける。スポーティーな味付けのクルマではないが、アクセルを踏み込めば、キビキビと小気味よく走らせることが可能だ。

また、電動パーキングブレーキはシフトに連動して作動し、アクセル操作で解除できるので、いちいちスイッチを触る必要がない。ブレーキペタルから足を離してもブレーキを保持する「オートブレーキホールド」が採用されているため、ストップ&ゴーが多い市街地でもストレスなく運転できた。

運転席に乗り込んでまず感じるのは、視界の広さ。スクエアフォルムのため、ボディ前端の感覚がつかみやすく、初めて走る細街路でも安心して運転できた
運転席に乗り込んでまず感じるのは、視界の広さ。スクエアフォルムのため、ボディ前端の感覚がつかみやすく、初めて走る細街路でも安心して運転できた

運転席に乗り込んでまず感じるのは、視界の広さ。スクエアフォルムのため、ボディ前端の感覚がつかみやすく、初めて走る細街路でも安心して運転できた

ストップ&ゴーの多い一般道での走りは、実に軽快。オートブレーキホールドをオンにすると、停止時にブレーキペダルから足を離してもブレーキを維持し、アクセルを踏めばブレーキが解除されて発進できる
ストップ&ゴーの多い一般道での走りは、実に軽快。オートブレーキホールドをオンにすると、停止時にブレーキペダルから足を離してもブレーキを維持し、アクセルを踏めばブレーキが解除されて発進できる

ストップ&ゴーの多い一般道での走りは、実に軽快。オートブレーキホールドをオンにすると、停止時にブレーキペダルから足を離してもブレーキを維持し、アクセルを踏めばブレーキが解除されて発進できる

高速道路でアクセルを踏み込むと伸びやかに加速。本線への合流も、追い越しもいたってスムーズなうえ、想像以上に静粛性も高かった。また、感心したのは高速走行時の安定性だ。試乗当日はかなりの強風で、全高1,630mm、最低地上高190mmの「タフト」だと、横風などにあおられて安定感が損なわれるのでは、と心配したからだ。

ところが、これはまったくの杞憂だった。強風にさらされながらの高速走行でも、どっしりとした安定感があり、ステアリングから確かな接地感も伝わる。こうした部分に「DNGA」の恩恵が表れているのだろう。

高速道路上で、エンジン出力とCVTのプログラムが切り替わる「D assist」を試してみた。ステアリングに備えられた「PWR」スイッチをオンにすると、アクセルワークに対するレスポンスが向上し、力強く、ストレスのない加速が可能になった
高速道路上で、エンジン出力とCVTのプログラムが切り替わる「D assist」を試してみた。ステアリングに備えられた「PWR」スイッチをオンにすると、アクセルワークに対するレスポンスが向上し、力強く、ストレスのない加速が可能になった

高速道路上で、エンジン出力とCVTのプログラムが切り替わる「D assist」を試してみた。ステアリングに備えられた「PWR」スイッチをオンにすると、アクセルワークに対するレスポンスが向上し、力強く、ストレスのない加速が可能になった

さらに、未舗装路を走行してみたが、安定して走れるところは変わらない。本格的なオフロード仕様のクルマではないものの、最低地上高190mm、アプローチアングル27°、ディパーチャーアングル58°という設計から、それなりの悪路でも問題はなかった。タイヤが空転した場合、もう片輪に駆動力を伝えてグリップをキープする「グリップサポート制御」が搭載されているため、ぬかるんだ道や雪道でも安心して走れるはずだ。

凹凸の多い砂利道を走行してみたが、車体底部を路面にこすることもなく難なく走破できた。路面状況に合わせてタイヤのグリップを制御する「グリップサポート制御」を搭載していることもあり、未舗装路でも安心して走れる

凹凸の多い砂利道を走行してみたが、車体底部を路面にこすることもなく難なく走破できた。路面状況に合わせてタイヤのグリップを制御する「グリップサポート制御」を搭載していることもあり、未舗装路でも安心して走れる

安全装備については、全17種類の予防安全機能を備えた「スマートアシスト」が全グレードに標準装備されている。大切な人たちとのドライブを楽しむため、これからのクルマ選びでは、こうした安全装備が外せないポイントとなるのは言うまでもない。

約3年ぶりに一新された新型ステレオカメラを搭載するなど、「スマートアシスト」は進化を続けている。衝突回避支援ブレーキの対応速度向上や、夜間の歩行者の検知性能向上など、合計17もの安全機能で構成され、個々の機能もレベルアップしているのだ

今回の試乗車には搭載されていなかったが、「タフト」には、先行車の様子を検知しながら車間距離を保つ「ACC」(アダプティブクルーズコントロール)が用意されているのもトピックのひとつ。本機能は全車速追従式で、たとえば渋滞中、先行車が停止するとそれに合わせて停止し、先行車が動き始めたら、アクセルを踏むだけで追従を再開する。運転の疲れ具合が大きく違ってくるので、思い切り遊んだ日の帰り道など、特に重宝するだろう。

※Gターボに標準装備、Gにメーカーオプション

【まとめ】
ライフスタイルにワクワクをプラスする、とことん使える軽クロスオーバー
【まとめ】 ライフスタイルにワクワクをプラスする、とことん使える軽クロスオーバー

オンタイムでもオフタイムでも、バックパックを選ぶ理由は「荷物がたくさん入る」「両手が自由で身軽」などだろう。最近は有名ブランドを含めてデザイン性も高く、ライフスタイルを象徴するアイテムともなっている。「タフト」の「バックパックスタイル」は、そんな時代の空気感や、消費マインドの変化を的確に反映した秀逸なコンセプトだ。ここまで見てきたように、力強さと上質さがミックスされたデザインや、多彩にアレンジできるラゲッジスペース、アウトドアでもガンガン使い込みたくなる装備の数々など、コンセプトを形にするため、細部に至るまでよく考えて作り込まれている。

日常でもレジャーでも、いつもワクワクしていたい。そんなアクティブなライフスタイルを志向している人にこそ、ぜひ「タフト」を選んでもらいたい。お気に入りのバックパックさながら、使い込むほどに愛着がわく最高の“相棒”になってくれるはずだ。

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