#EXTERIOR

素敵な大人は上質を知り、
確かなもの選びの基準=セオリーが自分の中にあるもの。
流行や周囲の目を気にすることなく、
自分の軸を大切に、
日々の相棒となる服や日用品、
そしてクルマを選べたら。
スタイリスト・竹内万貴さんに、
彼女のもの選びの基準と、
その目で選んだものについて教えてもらいました。
Maki Takeuchi
竹内万貴
1979年岐阜県生まれ。器のギャラリーにて販売や仕入れに携わったのち、スタイリストとして独立。雑誌や料理本、広告を中心に器のセレクトや盛り付けなど、テーブル回りのスタイリングを専門的に行う。

 器を専門に活動するスタイリストの竹内万貴さん。彼女がものを選ぶ上で大切にしていることは「時代を超える美しさ」があるかどうか。例えば、鳥取で出合った抹茶碗はそのひとつだ。「偶然通りかかった大きな骨董屋さんには珍しいお茶碗がたくさんあって、どれを買おうか迷ったのですが、最終的に選んだのが一見なんの変哲もないこの茶碗でした。正直、どうしてこれを買ったのか当初はわからなかったんです。でも、日々使っていくうちに、選んだ理由が少しずつわかってきました」。胴から腰にかけて丸くふくらんだフォルムは、手のひらの中で収まりがよく、手でくるむたびに心がほぐれる。やわらかな白釉にうっすらと染み出た貫入など、見るほどにいろんな表情を発見できるところも魅力だという。

 ものを選ぶとき、100年前と100年後の姿が頭に浮かぶかを大事にしている、と竹内さん。「ずっと昔から愛されて、この先も変わらず愛されていくもの。奇抜で華美なものよりも、一緒に過ごすうちにどんどん良さがわかるものに惹かれます。『キャンバス セオリー』にも同じことを感じました。スマートなフォルムにシックなカラーで、メッキ加飾が引き締めるすっきりとしたデザインは飽きることなく付き合える。そして、ただシンプルというわけではなくて、かわいらしい丸目のヘッドライトやフォルムには愛嬌を感じます。チャーミングなところがあることも、長く愛されるもののポイントかなと。器もクルマも日々使い続けるものですから、選んだものと、めいっぱい一緒の時間を楽しみたいですね」

  • 鳥取県にある上神(かずわ)地方は古くから焼き物が盛ん。竹内さんが出合った抹茶碗は生成のようなニュアンスのある色合い。「お茶の緑が映えるんです。その他のドリンクはもちろん、ヨーグルトやスープをよそってみたり。用途を限定しないで自由に使えるところも茶碗の魅力です」

  • 四角いフォルムにまん丸のヘッドライトで、スマイルフェイスがチャームポイント。「駐車場で自分のクルマを探すとき、『キャンバス セオリー』と目が合ったら思わず笑顔になれそうです」と竹内さん。
  • メッキ加飾がさり気なく輝き、伸びやかなサイドスタイルをいっそう美しく彩る。
  • 丸みのあるフォルムとランプが相まって、ほっこりとした印象のバックスタイル。ここにもメッキ加飾が。
photo:Ayumi Yamamoto(products). Shinnosuke Yoshimori(car)
text:Mariko Uramoto

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