1. 軽自動車まるわかりガイドTOP
  2. 教えて!軽自動車
  3. 軽初心者向け カタログスペックの見方 第2回 性能~エンジン

教えて!軽自動車

軽を知る

お金のこと

走り

軽初心者向け カタログスペックの見方第2回 性能~エンジン

  • このページは…役に立った!

カタログスペック=主要諸元表を見れば車のことがわかる

クルマを購入する時に、多くの方が見るカタログ。カタログにはクルマの特徴や装備の違いなど、様々な情報が掲載されています。ですが、巻末のほうに掲載されている「諸元表」を読み取れる方は意外と少なめ。このコーナーでは、いまさら聞けない諸元表の言葉の意味を伝授!

第2回では、主要諸元表(全体イメージはこちら)の「性能~エンジン」について説明します。

第2回では、主要諸元表(全体イメージはこちら)の「性能~エンジン」について説明します。

ミラ イース主要諸元表

上のタブをクリックすると、解説が表示されます。

1-1.燃料消費率
1-1.燃料消費率

燃料1リッターで、どれだけ走れるかを示したもの

いまどきのクルマ選びにおいて、かなり重要度の高いのが経済性の指標となる燃費性能です。

カタログスペックの項目では「燃料消費率」と表記されるのが、いわゆる燃費を示したもので、単位は「km/L」となっています。これは1.0リッターの燃料(軽自動車の場合はガソリン)で何km走ることができるのかを示しています。

現在は、「JC08モード」という国土交通省が定めた燃費測定方法に沿って加減速をした場合の数字が燃費としてカタログに載っています。エアコンやカーナビなどを使わない状態で計測するので、実走行とは異なってくるケースが少なくありません。あくまでも目安として考えてください。

知っ得!

最近の軽自動車は燃費のいいモデルが多いですが、一般的に25.0km/L 以上の数字なら燃費性能に優れたクルマといえます!

※画像はイメージです

1-2.主要燃費向上対策
1-2.主要燃費向上対策

燃費をよくするために自動車メーカーが工夫していること

燃費性能を向上させる技術の数々が列記される項目です。

専門的な内容のため、一般のユーザーがそれほど気にすることはない項目ですが、列記された技術要素が多いほど優れているというわけではないことは覚えておきましょう。また、メーカーによって表記も微妙に異なるので、横並びに比べる必要もありません。

ちなみに、よく見かける用語でいうと「可変バルブタイミング」というのはエンジンに採用される技術で、「ロックアップ機構付き」というのは変速機に使われる技術。そのほか赤信号で止まったときなどにエンジンを停止させる「アイドリングストップ」や、省燃費技術の象徴といえる「ハイブリッドシステム」の有無は、この項目をチェックすれば、ひと目でわかります。

知っ得!

停止時にエンジンを自動的に止める「アイドリングストップ」がついているかどうかは、この項目で有無が判断できます。

1-3.最小回転半径
1-3.最小回転半径

Uターンのしやすさが判断できるスペック値です

クルマが停まっている状態からハンドルを左右どちらかに目一杯切っておいて、そこからスルスルと動き出すと、もっとも小さい半円を描いてUターンをすることができます。そうして計測した円の半径を示すのが、最小回転半径。

基本的にはホイールベースが短く、タイヤが切れるクルマほど小さくなります。その条件でいうと、市販車の中では軽トラックが3m台後半で優勢。前輪駆動のクルマであれば4.5m以下の数字であれば小回りが効くほうだといえましょう。

知っ得!

実際の取り回しの良し悪しはボディの形状によっても運転感覚が変わってきますから、この数字だけでは必ずしも判断しきれません。

※画像はイメージです

2-1.エンジン型式
2-1.エンジン型式

エンジンを識別する記号は車検証にも明記

エンジンの項目にある「型式」というのは、それぞれのエンジンを分類する識別記号のようなもので、アルファベットや数字の組み合わせとなっていることが多いものです。自動車メーカーが独自につけているため、あくまで記号として捉えておいて、比べるときに気にする必要はありません。

なお、この型式は車検証の原動機の型式という項目にも書かれていますが、ハイブリッドカーの場合はエンジンとモーターの型式が併記されています。

知っ得!

自動車メーカーがつけた識別記号ですので、一般の方はそれほど特に気にかけなくても大丈夫です。ちょっと自動車マニアを気取るなら、覚えておくと話が盛り上がるかもしれません。

※画像はイメージです

2-2.種類
2-2.種類

エンジンの種類は気筒数やタイプなどを示す項目

エンジンの諸元表における種類とは、冷却方法や気筒数などを記したものです。たとえば「水冷直列3気筒12バルブDOHC横置」となっている場合、「水冷・直列・3気筒・12バルブDOHC・横置」と4つの要素にわけることができます。

水冷はエンジンを冷やすための方法で、ほかに空冷という方式もありますが、現在の四輪車ではまず存在していません。直列というのはピストンが往復している気筒(シリンダーとも言います)が真っ直ぐに並んでいることを、3気筒というのはシリンダーの数を示します。12バルブというのはシリンダー内の空気や排気の出し入れをするバルブというパーツの合計数で、各気筒に4つのバルブがついていることがわかります。

DOHCというのは『ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト』の略称で、ツインカムという言葉でも表現することもあります。バルブというパーツを動かすカムというパーツが2本あることを示しています。後半の2つは弁機構として別項目となっていることもあります。

知っ得!

かなりの自動車ファンでなければ、それほど気にする必要はない項目です。

ムーヴカスタム TOPAZ NEO エンジン※画像はムーヴカスタム TOPAZ NEO エンジンです

2-3.総排気量(cc)
2-3.総排気量(cc)

エンジンの大きさを示す指標になる数字

エンジンの各気筒が吸い込むことのできる容積を合計したものが総排気量。気筒ごとの容積が219ccで3気筒エンジンだとすれば、総排気量は657ccとなるという風に計算します。

一般的に総排気量でエンジンの大きさを示し、自動車税の課税基準にもなっています。なお、軽自動車の場合は660cc以下であることが規格で定められています。

知っ得!

排気量はエンジンの大きさを示すものの、軽自動車の排気量が小さいからと言って極端に走行性能が落ちるわけではありません。市街地や高速道路などでも、快適に走ることができます。

2-4.内径×行程(mm)
2-4.内径×行程(mm)

ピストンの大きさと動く距離を示します

内径×行程は、カタカナでボア×ストロークと表記することもありますが、エンジンの中にあるピストンというパーツが往復運動をしている筒の部分(シリンダー)の大きさを示すものです。円柱の直径と高さを示すともいえますので、この2つの数字から容積を計算することもでき、その数字に気筒数をかけると、総排気量になります。

知っ得!

この大きさの筒がエンジンの中には気筒数の分だけあります。ボア(内径)の数字とストローク(外径)の数字が近いと、一般的に扱いやすいエンジンと言われています。ストロークが長い場合は力強いエンジン、短い場合はスポーツカーのようにキビキビと走る…という傾向があります。

2-5.圧縮比
2-5.圧縮比

吸い込んだ空気を押し潰す比率

ピストンの往復運動というのはシリンダー内に吸い込んだ空気をつづいて圧縮して、密度が高まったところに火をつけて燃やすことで運動エネルギーを得るというのがエンジンの役割。その往復運動によって圧縮される割合のことを圧縮比といいます。

知っ得!

最近のエンジンでは12.0程度、ターボエンジンでは10.0前後の数字となっていることが多く、基本的には数字が大きい(圧縮比が高い)ほど効率に優れたエンジンと判断するヒントになります。

2-6.最高出力(ネット)(kW[PS]/rpm)
2-6.最高出力(ネット)(kW[PS]/rpm)

「パワー」を示す数値、専門的には「仕事率」

エンジンが発生する最も大きなパワーのことを馬力と称することもありますが、まさに馬力というのは仕事率の古い単位のことです。スペック表にはPSという表示で馬力の名残はありますが、メインはkW(キロワット)という単位が使われています。

()内で示される「ネット」というのはエンジン単体での出力ではなく、クルマに載せた状態での最高出力を示しているという意味です。「/(スラッシュ)」の後ろにある数字はエンジン回転数で、アクセル全開でこの回転数のときに最高出力を発生するということを意味しています。

知っ得!

発生回転が低いエンジンほど乗りやすい傾向にあります。

2-7.最大トルク(ネット)(N・m[kg・m]/rpm)
2-7.最大トルク(ネット)(N・m[kg・m]/rpm)

エンジンの力強さを判断できる数字です

トルクというのは、専門的にいうと「力のモーメント」を示すもので、単位にはNm(ニュートンメートル)が使われます。また慣習的に「kg・m」や「kgf」といった単位でも併記されていることが多くなっています。

最大トルクは、そのエンジンが発生する、もっとも大きな力といえるもので、軽自動車の場合、50~100Nmの範囲となっていることが多いようです。こちらも「/(スラッシュ)」の後ろにある数字は、アクセル全開でこの回転数のときに最大トルクを発生することを意味しています。

知っ得!

トルク値が大きいほど、荷物をたくさん載せている時でも楽に発進できたり、急な坂を力強く登ってくれます。

2-8.燃料供給装置
2-8.燃料供給装置

ガソリンを噴射する仕組みを示す専門的な項目

エンジンというのは、ガソリンなどの燃料を適切に空気と混ぜて燃焼させることで力を発揮しています。その燃料をうまく混ぜるための噴射装置の種類を示すのが、この項目です。いまやほとんどが電子制御燃料噴射装置となっています。その前に記されている「EFI」などのアルファベットは、各社独自のシステムを示す名称です。

知っ得!

電子制御の燃料噴射エンジン装置だと、燃費が良く排気ガスもクリーンになるようコントロールされています。

2-9.使用燃料およびタンク容量(L)
2-9.使用燃料およびタンク容量(L)

燃料の種類と航続距離の目安になる項目

エンジン・カテゴリーの中にある、使用燃料およびタンク容量というのは、まさに見たまま。使用する燃料の種類については、ガソリンの場合は無鉛レギュラーとプレミアム(ハイオク)のいずれかになりますが、軽自動車では無鉛レギュラーがほとんどになります。タンク容量は、最大にガソリンを入れたときにどれだけの容量になるかを示すものです。

知っ得!

タンク容量の数字が大きいほど、一回の満タンで走ることのできる走行距離が長くなりますし、またガソリン給油のタイミングを伸ばすこともできます。一方で、タンク容量が大きすぎると重量増になって燃費性能にはマイナスですので、ほどほどの容量が最適といえます。

※画像はイメージです

文:コンテンツブレイン
※本サイトの記事に含まれる情報を利用される場合、お客様の責任において行って頂き、当社は一切の責任を負わないものとします。
※本サイトの利用に関して、当社に損害を与えた場合、当社に対してその損害を賠償しなければなりません。また、第三者から権利侵害その他の理由によって何らかの請求を受けた場合、お客様は、当社が第三者に支払いを余儀なくされた金額を賠償しなければなりません。
※2017年5月9日時点の情報です。

当ウェブサイト上では、スタイルシートを使用しています。ご覧になる際にはブラウザ設定でスタイルシートを有効にしてください。