インタビュー開発者の想い

「フレンドシップシリーズ」開発者インタビュー(2013年12月)
開発者が語る、タントフレンドシップシリーズの誕生秘話を1章と2章に分け紹介します。

2章 さらなる機能性と高いクオリティを目指した開発 大和誠歩 法人事業部 商品室:1998年ダイハツ工業に中途入社。主にボデー設計室でBe-goや海外機種等のアッパーボデーの設計を担当。その後、製品企画部でタントエグゼの企画を経て、特装車両室で福祉車両の企画開発を担当。

2章 さらなる機能性と高いクオリティを目指した開発 大和誠歩 法人事業部 商品室:1998年ダイハツ工業に中途入社。主にボデー設計室でBe-goや海外機種等のアッパーボデーの設計を担当。その後、製品企画部でタントエグゼの企画を経て、特装車両室で福祉車両の企画開発を担当。

細かなヒアリングから
達成すべきテーマ
を見つける

今回のタント福祉車両の開発に向けて、重視した点は何ですか?

もともとタントはミラクルオープンドアで、さらに両側スライドドアなので、介助しやすい車です。だからこそ、福祉車両に求められているものを追求し、さらに使い勝手をよくすることにこだわりました。

使いやすさをよくするために行ったことはありますか?

実際に介護をしている方や福祉車両に乗っている方の声をヒアリングしました。そこでこれまでの良い点は残しつつ、旧型の改善点を細かく見つけ出していきました。また、開発が進むなかでも、実際にユーザー体験してもらい、要望が反映されているかを確認しながら開発を行いました。

ユーザーの声を通して、実際に開発に反映されたことはありますか?

ヒアリングを通じて大きく3つの「向上」をテーマとして掲げました。
1つ目は、「介助をする方の使い勝手の向上」。
2つ目は、「車いすで乗車される方の快適性の向上」。
3つ目は、「日常用途での快適性の向上」です。
この3つの「向上」が目指せているかを必ず確認しながら、改善や機能追加を行っていきました。

また、3つの向上の他に「誰もが手が届きやすい価格設定」も大きなテーマになりましたね。多くのユーザーの手が届きやすい価格をヒアリングから導き出し、開発や生産方法についても改善を行い、原価を抑える努力をしました。品質を向上したうえでの目標価格なので、協力会社も含めて、かなりの知恵をしぼって達成しました。

具体的には、どんな機能になりますか?

タントスローパーでは、車いすを乗降の際に引っ張ってくれる電動ウインチを搭載しました。これで乗降時の介助者の身体的負担は劇的に軽減されます。また、旧型よりスロープを約10cm短くしています。軽福祉車両の利点は狭い道路事情や場所に乗り入れ出来ることにあると思うので、スロープもできるだけ短いほうが使いやすいですよね。電動ウインチ搭載に加え、スロープ長も合わせて変更することは「介助者の使い勝手の向上」を常に意識したからだと考えています。

また、スローパーで重要なリヤシート(後部座席)を折りたたむ作業を、ラクにしています。旧型では法規対応でヘッドレストが大型化し、取り外した後ネットをかぶせるという大きな手間があったので、なんとか改善したいという思いがありました。今回はヘッドレストを外さない設計により、作業性は大幅に改善、シートの折りたたみ時間は激減しました。

機能性安全性を高めたスローパー

3つの「向上」を目指すうえで、
他にはどのような変更点がありますか?

「車いすで乗車される方の快適性の向上」というところでは、車いすを乗せるフロアの傾斜角を、12度から標準車シート座面同等の8度に変更しました。お客様の車いす乗車時の後傾がきつく、走行時の疲れや不安に感じるとのご意見へ対応しました。

乗っているときの負担がなくなるのは、大切なポイントですね。
「日常用途での快適性の向上」というところでの具体的な変更点は?

旧型のシートは座面幅が狭かったため、乗車時の座り心地だけでなく、シート座面の乗り降りもしづらいとのご指摘があったので、リヤシート座面幅を拡大し改善しました。

他には、開発で気を付けた点などありますか?

やはり安全性です。例えば、電動ウインチの搭載レイアウトは、当初は、フロアの下にウインチユニット本体をすべて隠す予定だったのですが、ベルトガイド部まで隠してしまうとベルトを踏んだりする等、ほつれや最悪ベルト切れの危険があるため、ウインチのベルトガイド部だけはあえてフロアの上にレイアウトしました。
見栄えは悪くなりますが、安全性を優先した結果です。

タントだから実現した
2モード昇降パターン

タントウェルカムシートでお伺いしたいのですが、
新しくなった部分はありますか?

リフトユニットを一新し、昇降時の頭上スペースの拡大や原価低減をはかっています。
旧型から大好評な、シートが前後ろ2ヶ所の回転位置を選択できる機能は踏襲し、さらに利便性の向上をはかりました。

確かに、タントの昇降シートは間口が広く、乗りやすいですね。

そうなんです。足の不自由な方はひざが曲がりにくかったり、窮屈な姿勢を維持するのは大変です。間口が広いミラクルオープンドアのタントだから出来る足元スペース47cmは、子どもなら足を伸ばせるくらい乗り降りしやすい。また細かな変更ですが、旧型ではモードを切り替えないと後ろにスライドしなかった構造を、今回の改良では、切り替えなくても最初から後ろにスライドするようにしました。

間口が広くなると、乗るときも安心感がありますね。
最後に新しくなった福祉車両ですが、改めてその魅力を教えてください。

ウェルカムシートは、日常歩行はできるが車の乗り降りに不安がある方から、普段は車いすでも介助があれば乗り降りができる方まで、幅広く支持されるタイプです。スローパーは車いすごと乗れる便利さが魅力。そして、共通しているのがミラクルオープンドアというタントならではの強みを活かした、福祉車両としての使い勝手の良さと、お求めやすい価格で、『福祉車両といえばタントだよね』と口コミでも広がり、代名詞的存在になれたらうれしいですね。

新たなタント福祉車両が、
介護をよりラクにしてくれるのは間違いなさそうですね。

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知っトク情報知っておきたい、福祉車両に関わる情報。

フレンドシップシリーズ ラインナップ

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豊富なバリエーションから選べます。

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