- 不具合の内容
プッシュスタート付車のエンジン始動装置(スタータ)において、スタータ作動制御プログラムが不適切なため、プッシュスタートボタンの操作の直後に、シフトをPからNレンジに操作をすると、スタータ内部が焼きつくことがあります。そのため、スタータ内部が固着により異音が発生し、そのまま使用を続けると、最悪の場合、エンジンが始動できなくなるおそれがあります。
- 改善の内容
全車両、スタータ作動制御プログラムを変更します。
- 自動車使用者等に周知させるための措置
使用者:ダイレクトメール等で通知します。
自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載します。
改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.3788のステッカーを貼付します。 - 対象車両
車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号
(シリアル番号)の範囲及び製作期間リコール
対象車
の台数備考 ダイハツ DBA-LA150S ムーヴ LA150S-0000064~LA150S-0066461
平成26年11月24日~平成27年10月30日45,470台 LA150S-1000060~LA150S-1031033
平成26年11月24日~平成27年10月30日22,111台 DBA-LA160S
LA160S-0000057~LA160S-0013775
平成26年11月24日~平成27年10月30日9,716台 LA160S-1000053~LA160S-1006298
平成26年11月24日~平成27年6月30日4,703台 - 改善箇所説明図
識別
車室内車台番号打刻位置の車両後方側に黄色ペイントを塗布します。