- 不具合の内容
自動変速機において、シフトケーブル固定部の組付けが不適切なため、当該固定部の嵌合が不十分なものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、シフトケーブルが固定部から外れてシフトレバーの位置と異なるレンジに固定され、最悪の場合、意図せず車両が動き出すおそれがあります。
- 改善の内容
全車両、当該ケーブルの嵌め込み状態を確認し、嵌め込みが不十分なものは、正規に組付けます。
- 自動車使用者等に周知させるための措置
使用者:ダイレクトメール等で通知します。
自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載します。
改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.3697のステッカーを貼付します。 - 対象車両
車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号
(シリアル番号)の範囲及び製作期間リコール
対象車
の台数備考 ダイハツ DBA-LA600S タント LA600S-0000073~LA600S-0108679
平成25年9月26日~平成26年4月14日107,118台 DBA-LA610S LA610S-0000063~LA610S-0022087
平成25年9月27日~平成26年4月14日21,748台 - 改善箇所説明図
識別
車室内車台番号打刻位置の車両右側に黄色ペイントを塗布します。