- 不具合の内容
フロントブレーキキャリパ組付工程の管理が不適切なため、キャリパ取付けボルトの締付けが不十分なものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ボルトが緩み、制動時に異音が発生し、最悪の場合、当該ボルトが脱落して、制動力が低下するおそれがあります。
- 改善の内容
全車両、当該ボルトを規定トルクで締付けます。なお、当該ボルトが脱落している場合は、新品のボルトを取付けます。
- 自動車使用者等に周知させるための措置
使用者:ダイレクトメール等で通知します。
自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載します。
改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.3530のステッカーを貼付します。 - 対象車両
車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号
(シリアル番号)の範囲及び製作期間リコール
対象車
の台数備考 ダイハツ DBA-LA600S タント LA600S-0206458~LA600S-0261115
平成26年10月20日~平成27年2月24日5,812台 DBA-LA610S LA610S-0040245~LA610S-0050629
平成26年10月20日~平成27年2月23日1,269台 DBA-LA100S ムーヴ LA100S-0299918~LA100S-0300405
平成26年10月23日~平成26年10月31日11台 DBA-LA110S LA110S-0082436~LA110S-0082825
平成26年10月22日~平成26年11月3日9台 DBA-LA150S LA150S-0000079~LA150S-0020597
平成26年11月24日~平成27年2月25日2,757台 DBA-LA160S LA160S-0000077~LA160S-0003928
平成26年11月24日~平成27年2月20日552台 - 改善箇所説明図
識別
エンジンルーム内のネームプレート車両左側付近に黄色ペイントを塗布します。