- 不具合の内容
運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、インフレータ製造時におけるガス発生剤充填後の吸湿管理が不適切なため、使用過程での外気温等の影響によりガス発生剤が膨張し、密度が低下するものがあります。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、乗員が負傷するおそれがあります。
- 改善の内容
全車両、当該インフレータを対策品と交換します。
- 自動車使用者等に周知させるための措置
使用者:ダイレクトメール等で通知します。
自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載します。
改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.3475のステッカーを貼付します。 - 対象車両
車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号
(シリアル番号)の範囲及び製作期間リコール
対象車
の台数備考 ダイハツ TA-L250S ミラ L250S-0000073~L250S-0027323
平成14年12月2日~平成15年5月27日13,901台 L250S-1000002~L250S-1023286
平成14年12月9日~平成15年5月28日9,197台 LE-L250V
UE-L250VL250V-0000133~L250V-0012959
平成14年12月16日~平成15年5月27日892台 TA-L260S L260S-0000065~L260S-0003847
平成14年12月2日~平成15年5月27日1,830台 L260S-1000002~L260S-1005369
平成14年12月11日~平成15年5月27日1,601台 LE-L260V L260V-0000157~L260V-0001399
平成14年12月20日~平成15年5月24日150台 - 改善箇所説明図
識別
エンジンルーム内のネームプレート車両左側付近に黄色ペイントを塗布します。