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2016/3/17

ダイハツの福祉車両に関する取り組みが「IAUDアウォード2015」で金賞受賞。
「IAUDアウォード2015表彰式」にて受賞プレゼンテーションを行いました。

第6回 国際ユニヴァーサルデザイン会議2016プレイベント IAUDアウォード2015表彰式 2016年3月17日(木) 名古屋学芸大学 主催 : 一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)

記念シンポジウム及び表彰式の様子2016年3月17日(木)、日進市の名古屋学芸大学にて、一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)主催の「第6回 国際ユニヴァーサルデザイン会議2016プレイベント」が開催され、同協議会総裁であられる瑶子女王殿下のご臨席のもと、「IAUDアウォード2015表彰式」が執り行われました。

IAUDアウォード」は、「ユニヴァーサルデザイン(UD)の更なる普及と実現を通して、社会の健全な発展に貢献し、人類全体の福祉向上に寄与すること」を基本理念として活動を行っているIAUDが、その活動の一環として、民族、文化、慣習、国籍、性別、年齢、能力等の違いによって、生活に不便さを感じることなく、“一人でも多くの人が快適で暮らしやすい”UD社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行なっている団体・個人を表彰する制度です。

記念シンポジウム及び表彰式では、はじめにIAUD総裁 瑶子女王殿下から、初代総裁 寬仁親王殿下の「100%の障害者はいない。100%の健常者もいない。人間は皆、身体(又は精神)のどこかに障害部分を持っており、なおかつ健常なる部分をも合わせ持っている。ユニヴァーサルデザインとは、誰でもが豊かで快適な生活を送るためのものである。」というご提唱を引用され、プライベートなエピソードを交えられながら、UDについてのお考えなど、おことばを賜りました。

記念シンポジウム及び表彰式の様子

表彰式の様子

表彰式の様子表彰式では、IAUDアウォード2015審査委員会による審査の結果、受賞した銀賞以上の各受賞者へIAUD理事長 清水隆明氏からの表彰状授与と、金賞以上の受賞者によるプレゼンテーションが行われました。
今回、ダイハツは「商品と販売体制造りの両面で福祉車両を普及促進する取り組み」で金賞受賞の栄誉を拝受し、営業本部 特装車両室 太田室長※が、取り組み内容のプレゼンテーションを行いました。

この中で、ダイハツは軽自動車というくらしに身近な商品を主軸としており、福祉車両もまたくらしに密着した商品として、ごく普通にお買い求めいただけるようになるべきと考えていること。福祉車両を「フレンドシップシリーズ」という親しみやすいネーミングとし、豊富なラインナップを取り揃えていること。 そして、全国どこのダイハツのお店でもお客様が気軽にご相談いただける、「フレンドシップショップ」の拡充に取り組むことで、より一層ユニヴァーサルデザイン社会の推進に貢献したい、と決意を述べました。

英国王立芸術大学院名誉教授 ロジャー・コールマン氏IAUDアウォード審査委員長である英国王立芸術大学院名誉教授 ロジャー・コールマン氏からは、ダイハツが全国の販売会社において展開する福祉車両販売の認定店「フレンドシップショップ」の取り組みについて、「運動上の障がいのあるすべての顧客に一貫したサービスと環境を提供するというダイハツの意欲は、高齢化社会において社会的共生と独立した生活を促進する点で、日本のユニヴァーサルデザイン社会に向けた重要な前進」と、高い評価をいただきました。

※2016年3月時点での組織・名称

英国王立芸術大学院名誉教授 ロジャー・コールマン氏

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